アフリカをレンタカーで周るなんてビビリな僕たちは震えました。
治安は悪そうだし、
道は荒れてそうだし、
動物がいきなり出てきそうだし、
恐れることが多すぎて抜け毛か多くなった気すらします。(気がしただけですんでいてほしい)
でも!!!
ツアーは高い!無理!破産!団体行動!
だからやっぱりレンタカーということでビビリながらも下調べをして、2018年の7月23日〜30日までナミビアをレンタカーで周遊しました。
下調べのとき、それはもうとてもとても先人たちのブログに大変助けられました。
授かった恩は他者に返そう。
ということで、僕たちがした準備の情報をまとめたいと思います!
目次
- 行く場所を決める!ナミビアの観光地とパーミット情報
- 1.ホバ隕石|Hoba Meteoraite
- 2.エトーシャ国立公園|Etosha National Park
- 3.オプウォで民族見学|Opuwo
- 4.ケープクロス|Cape Cross
- 5.スケルトンコースト|Skeleton Coast Park
- 6.ムーンランドスケープ(Moon Landscape)
- 7.ウィルウィッチア|Welwitschia Plain
- 8.ウォルビスベイ|Walvis Bay
- 9.DUNE7
- 10.セスリムキャニオン|Sesriem Canyon
- 11.DUNE45
- 12.デッドフレイ|Dead Vlei
- 13.コールマンスコップ|Kolman Skop
- 14.フィッシュリバーキャニオン|Fish River Canyon
- 番外編 スカイダイビング
- 日程決めとナミビアの道路情報
- レンタカーの予約
- 宿の予約
- 物資の購入・レンタル
行く場所を決める!ナミビアの観光地とパーミット情報
見所が多いナミビア。
予算と体力と自分の気持ちと相談しながら行きたいところを選びます!
調べた限りだとこんな感じです。
1.ホバ隕石|Hoba Meteoraite
8万年以上前に地球に落下したと考えられている隕石。約80%が鉄でできているとか。
どれだけ妄想を膨らませて、宇宙というまだ見ぬ世界から来たパッと見はただのデカイ石にロマンを感じられるかが勝負。
僕たちはエトーシャ国立公園のついでに行きましたが、”ついで”という温度感がちょうど良かったです。
<パーミット情報>
取得場所:現地
料金:1人50ナミビアドル
ホバ隕石の実際の観光の様子もぜひご覧ください!
2.エトーシャ国立公園|Etosha National Park
自分が運転する車で周れるサファリ。
自分の目で動物を探しながら、自分のペースで周れるのでアドベンチャー感が半端ない場所。
動物を見たいだけなら見られる保証がないので微妙ですが、大自然を自分で運転して周るという体験に胸が疼くなら強くオススメです!!
<パーミット情報>
取得場所:現地
料金:1人80ナミビアドル・車1台10ナミビアドル
大興奮のエトーシャ国立公園のセルフゲームサファリの様子です!
実際に見れた動物やキャンプサイトの写真もあるのでぜひご覧ください!
3.オプウォで民族見学|Opuwo
テレビ番組『クレイジージャーニー』でお馴染みのヨシダナギさんが訪れた場所。
ヒンバ族・ヘレロ族・デンバ族の3つの民族と交流できます!
僕たちは時間と体力の関係で行かなかったですがこちらのブログを見ると貴重な体験ができそうです。
<パーミット情報>
パーミットは不要
但し現地ガイド必須で以下のスーパーでウロウロしていると声を掛けてくるらしい
ガイド代:1人75ナミビアドル(相場)
お土産代:400ナミビアドル (相場)
4.ケープクロス|Cape Cross
一生分、というか前前前世分の大量のオットセイが見れる場所。
「おい、待てよ。大量のオットセイをそんなに見たいか?」という疑問に「NO」がよぎった僕たちは行きませんでした。
行った方のブログを見てるとめちゃめちゃ可愛いです!!
でもめちゃめちゃ臭いらしい。
<パーミット情報>
取得場所:現地
料金:1人80ナミビアドル・車1台10ナミビアドル
5.スケルトンコースト|Skeleton Coast Park
世界で最も恐ろしい海岸との呼び名がある場所。
座礁した船の残骸や廃墟など、映画の世界に飛び込んだかのような空間をドライブできるそう。
「道が険しすぎじゃね?」とびびったへなちょこトラベラーの我々は行きませんでしたが、行った方のブログを見るとこの世の終わり感漂う雰囲気を味わえます。
<パーミット情報>
取得場所:現地
料金:1人80ナミビアドル・車1台10ナミビアドル
6.ムーンランドスケープ(Moon Landscape)
日本語に訳すと月面世界という超仰々しい名前の場所。
事前に他の方のブログを見てると評価はイマイチでしたが、僕たちはとても気に入りました!
月面かどうかはわかりませんが、「地球って元々こんなんなんだ!!!」という感じで楽しめました。
<パーミット情報>
取得場所:ウィントフックorスワコプムントのMET
料金:1人40ナミビアドル・車1台10ナミビアドル
・ウィントフックのMET
・スワコプムントのMET
7.ウィルウィッチア|Welwitschia Plain
日本語名は奇想天外という植物。
日本で卑弥呼さまー!!ていう時代ぐらいから今まで、人間のいざこざを傍に枯れることなく生き続けているらしいです。
「ま、いっか」ということで僕たちは行きませんでしたが、行った方のブログを見ると姿形の異形さがとんでもないです。
<パーミット情報>
取得場所:ウィントフックorスワコプムントのMET
料金:1人40ナミビアドル・車1台10ナミビアドル
・ウィントフックのMET
・スワコプムントのMET
8.ウォルビスベイ|Walvis Bay
大量のフラミンゴを見れる場所。オットセイと同じように大量シリーズ。
ちなみにパンダP(お笑い芸人のアンタッチャブル柴田さん)によると、フラミンゴが片足で立っているのは片足を冷やさないようにしているためらしい。陸行けばいいのに。
僕たちが行った時はあまり見られませんでした。。
<パーミット情報>
パーミット不要
9.DUNE7
赤い、、とは言わないまでもブラウン色の砂漠を見れる場所。
人生初砂漠にテンション上がり、靴を脱ぎ捨て砂漠を駆け上がろうとしましたが、足が焦げるかと思い5秒で断念しました。
海が近くて風が強いのですが、なんで砂漠の砂は飛ばないんだろうって思いました。
<パーミット情報>
パーミット不要
DUNE7やムーンランドスケープの実際の観光の様子です!
ぜひご覧ください!
10.セスリムキャニオン|Sesriem Canyon
大地が雄大すぎることを感じられそうな渓谷。
日本語で調べても情報があまり出てこず、英語で調べるのも億劫になって行くのは断念。
渓谷の中を歩くことができるのがとても楽しそう。ドローンの映像が素敵で羨ましい。
<パーミット情報(Naukluft Park)>
取得場所:現地
料金:1人80ナミビアドル・車1台10ナミビアドル
※DUNE45・デッドフレイと共通
11.DUNE45
これぞナミブ砂漠だと言わんばかりの赤い砂漠。
この景色を見るためにナミビアに来た僕たちはとても感動しました。
僕がもし詩人か何かの生まれ変わりならとても美しい句で表現できたと思うのですが、そんなことはないので本当に美しかったという言葉で形容したいと思います。
<パーミット情報(Naukluft Park)>
取得場所:現地
料金:1人80ナミビアドル・車1台10ナミビアドル
※セスリエムキャニオン・デッドフレイと共通
DUNE45の夕暮れは本当に本当に素敵でした!!
12.デッドフレイ|Dead Vlei
砂漠の真ん中に突如現れる死んでしまった沼。
木があるのも不思議だし、ここだけ沼だったことも不思議だし、とにかく不思議が詰まった場所です。
DUNE45と同じく、砂漠の色みと稜線がとても美しいです。
<パーミット情報(Naukluft Park)>
取得場所:現地
料金:1人80ナミビアドル・車1台10ナミビアドル
※セスリエムキャニオン・デッドフレイと共通
※デッドフレイまでは途中でガイド付きの四駆に乗り換え必須で1人170ナミビアドル
念願のデッドフレイ!!!死ぬまでに見れてよかったです。
13.コールマンスコップ|Kolman Skop
砂漠の中にあるゴーストタウン。
廃墟好きの方には悶絶もんの場所かと思います。
僕たちは行きませんでしたが他の方のブログを見ると事件でも起きそうな香りを感じます。
砂漠にのみこまれたゴーストタウン。ナミビアの『コールマンスコップ(Kolmanskop)』
<パーミット情報>
取得場所:現地
料金:1人80ナミビアドル・車1台10ナミビアドル
14.フィッシュリバーキャニオン|Fish River Canyon
世界で2番目に大きい渓谷。(1番はアメリカのグランドキャニオン)
ナミビアは圧倒的な自然がありすぎです。
行かれた方のブログを見ると広大な風景を拝めそうです!
<パーミット情報>
取得場所:現地
料金:1人80ナミビアドル・車1台10ナミビアドル
・・・
この辺りから行きたい場所を選んでルートを決めます!
地図上だと以下の通りです。
番外編 スカイダイビング
ビビリな僕たちは「絶対無理!!!」と珍しく意見がピタリと合いましたが、スカイダイビングにチャレンジしている方もいます!
ブログを見るとすごすぎて尊敬です!
海と砂漠と街を一度に!夢だったスカイダイビング挑戦 in ナミビア!
日程決めとナミビアの道路情報
僕たちが決めたルートはこんな感じ!
・1日目
ウィントフック
↓移動
エトーシャ国立公園
・2日目
エトーシャ国立公園でゲームサファリ
↓移動
オプウォ
・3日目
オプウォで民族見学
・4日目
オプウォ
↓移動
スワコプムント
・5日目
スワコプムント周辺観光
(ムーンランドスケープ・ウォルビスベイ・DUNE7)
・6日目
スワコプムント
↓移動
セスリエム
(DUNE7観光)
・7日目
セスリエム
(デッドフレイ観光)
↓移動
ウィントフック
レンタカー返して終わり!
・・・
結局エトーシャとセスリエムのキャンプサイトの予約が取れず、日程を変更してオプウォでの民族見学は諦めて、代わりにホバ隕石を追加しました。
また、日程とルートを考えたときにスケルトンコーストを北から南に1日で抜けられないか調べたところ、不可能ではないですが時間的にかなり厳しいということがわかりました。
計画で個人的に最も大切に思うことは日程に余裕を持つこと!
未舗装な道が多く、移動が量(距離)・質ともにかなり疲れるので、トラブルや疲労に備えて日程を組んだ方が良いかと思います!
ナミビアの道路は
B:舗装
C:舗装されてたり未舗装だったり
D:未舗装
と分かれるのですが、未舗装の運転が大変です!!!
例えば、スワコプムントからセスリエムまでの道のりはこんな感じ↓です。
未舗装の道路は本当にデコボコガタガタなので、スピードを緩めて運転しないと危険です!
Google Map等でルートを調べて、CやDを通る場合は、
・時間を1.5〜2倍ぐらいに見積もる
・若しくはBの道路へ周り道をする
の方が良いかと思います!
あとガソリン。
ガソリンスタンドを見かけるたびに給油しておいた方が安全かと思います。ガソリンスタンド自体は街には必ずありました。
また、ガソリンスタンドでタイヤの空気圧チェックを空気入れも無料でやってもらえるのでお願いするのがおすすめです。
レンタカーの予約
レンタカーの予約はレンタカーズドットコムとレンタカーグループドットコムを見て料金を確認しました。
レンタカーを借りる際の注意点としては、ピックアップ場所とレンタカー会社です。
まず、ピックアップ場所ですが、ウィントフックの国際空港は中心部から車で40分&1500円ぐらい掛かるのでやめた方が良いです!
ウィントフック中心部か、ウィントフックにあるもう1つの空港のエロス空港でピックアップするのが便利です。
レンタカーズドットコムとレンタカーグループドットコムで国際空港がピックアップ場所となっている場合でも、予約後にレンタカー会社に直接連絡して車のピックアップ場所を変更できるようですが、英語でのやり取り、手間も増える、テキトーな対応だったりするので、料金が大きく変わらないのであれば、初めからウィントフック中心部で借りた方が楽だと思います!
また、レンタカー会社ですがThriftyは
「レンタカーが用意されてなかった!」
「予約ができてなかった!」
などトラブルが多く、結局レンタカーを借りることができずツアーで周る羽目になったという人もいるそうです。
トラブルこそが醍醐味だ!という旅の猛者以外はやめておいた方が無難そうです。
僕が調べた時はウィントフックの中心部で車を借りられるのがレンタカーグループドットコムのみだったので、そちらからHertz社のレンタカーを予約しました。
Googleのレビューはゲキ悪ですが、僕たちが借りた時は、
・無料でマニュアル車からオートマ車にアップグレード
・ 無料でSUVにアップグレード
と良いところはあれど、悪いところはありませんでした!
料金がHertz社の方が安かったので借りませんでしたが、カメレオンバックパッカーズの近くにあるEuropcar社も検討していました。
宿の予約
エトーシャ国立公園とデッドフレイ・DUNE45を観光する場合は事前に宿泊施設の予約をしておくのがおすすめです!
空いてれば泊まらせてもらえるらしいですが、空いてないと施設外へ出ることを余儀なくされます。
特に日の出とともにデッドフレイを見たい場合は、セスリエムキャンプサイトに泊まっていないと見ることができないので要注意です!!
こちら↓の場所で予約できて、支払いはクレジットカードOKでした。
Namibia Wildlife Resortsというサイトからも予約できるようです。
現地でトラブってたおっさんがいたので、オンラインで予約した場合でも上記のオフィスで確認した方がベターだと思います。
エトーシャ国立公園内の宿泊施設は以下の3つ。
・Okaukuejo Camp
・Halali Camp
・Namutoni Camp
キャンプサイトから豪華ロッジまで選択肢の幅があります。
僕たちが泊まったOkaukuejo(オカウクエジョ)は1人1泊310ナミビアドル(約2500円)とハイシーズンなこともあり高かったです!!!
高いだけあり、シャワー・トイレ共に清潔で、ばっちりお湯も出ました!
ネット情報だと園内で色々買ってBBQをやっている方がいたのですが、僕たちの時は売店がやっておらず、レストランで食事をしました。
自炊を計画されている場合、エトーシャ国立公園に入る前の街のスーパーで買って行った方がベターかと思います。
セスリエムのキャンプサイトはこちら↓↓
僕たちが泊まった時は1人1泊220ナミビアドル(約1900円)でした!
シャワー・トイレ共に問題はないけど、清潔とまではいかなかったです。
お湯は超水圧弱めのぬるめのやつが出ました。
レストランや売店はありますが、食材を購入したりはできなそうでした。
スワコプムントはスケルトンビーチバックパッカーズに泊まりました。
僕たちが泊まった時はドミトリーが1人1泊170ナミビアドル(約1400円)、テント泊が1人1泊120ナミビアドル(約950円)でした!
wifi良し、清潔、キッチンまぁまぁ、電子レンジあり、ホットシャワーととても良かったです。
行ってないので泊まってませんが、オプウォからスワコプムントにスケルトンコースト経由で抜ける場合は、Torra Bay Resortのキャンプサイトを検討していました。
僕たちが調べた時は1人1泊230ナミビアドル(約1800円)でした!
こちらもナミビアのNamibia Wildlife Resortsで予約できるようです。
物資の購入・レンタル
ナミビアレンタカー旅で必要となるキャンプ用具。
こちら↓のお店でテントや調理用品、マットなどレンタルできます。
・Adventure Camping Hire
どれも大きめだったので、車のスペースに余裕が必要です!
レンタルは嫌だ!漢なら買ってしまえ!という方はこちら↓で購入できます。
・CYMOT
食材や廉価版のテントを買いたい場合はこちら↓のモールとチャイナタウンで揃えられます。
・ワーンヒルパーク
・チャイナタウン
また、ナミビアは街から街までの距離が長いので、レンタカー旅をするならSIMがあった方が便利。
ということで僕たちはヒルトンホテルの前のインディペンデンスアベニューでMTC社のSIMを購入しました。
が、割と電波が届かなかった場所が多いので、なくてもよかったような気もします。。
ワーンヒルパークでもMTC社を見かけたので購入可能なはずです!
・・・
以上、ザッとこんな感じです!
日本とは距離も目に飛び込んでくる景色もあまりにかけ離れているので、こんな所まで来たんだなぁと感じました。
一方で、点在する街はスーパーもあるし、トイレは洋式かつ水洗で綺麗だし、ネットもあるしで整備されていて、勝手に想像していたアフリカのイメージとは異なるものでした。
何はともあれ、ナミビアのレンタカー旅の参考にちょっとでもなれば幸いです。
kuni