どーもこんにちは。くにのりです。
リアルタイムはクロアチアに来ました。
パスポートチェックで「お前老けたな!」とよく言われます。
無職だと老けるんですかね。
ノーストレスなことが逆にストレスにでもなってるんですかね。
この前スロバキアで日本人留学生と食事したのですが、彼ら彼女らからしたらおっさんなんだと思うとゾッとします。
こっちは精神的には高校生や大学生ぐらいからあまり変わってないし、なんなら同じ括りで大学生とか見てますし。
ただ思い出してみると、自分が大学生の時にアラサーの人が
「20代ほんとあっという間だよ〜☆」
とか言ってくると、
「うぜ〜〜〜」
て思ってたんですね。
でも気づいたら日本人留学生の方々に言ってました。
「20代ほんとあっという間だよ〜☆」
って。
それに一番ゾッとしました。
・・・
ナミビアの話に戻ります。
ナミビアレンタカー旅はお金かかるし精神的なプレッシャーもあるから、せっかくだからと思って僕なりに念密に計画立てたんですね。
でもエトーシャ国立公園とセスリエムのキャンプサイトが取れずにその計画は崩れさりました。
「え?他の宿とればいいじゃーん!」
て思うじゃないですか。
ダメなんです。
ロッジとかになるとアホみたいに高いし、
近郊で宿を取ろうとすると近郊が全然近郊じゃないし、
国立公園内で宿取らないと入場料二度手間だし、
セスリエムに至っては施設内に泊まらないと見たいものを見れないし、
てことで計画を変更しました。
計画はこう↓
良い感じに周遊してますよね。
実際はこう↓
悪くないけど、なんか非効率な気がしますね。
ということでこの記事は
下の周遊を終えてウィントフックに一度戻って来た173日目とホバ隕石を見に言った174日目、7月27〜28日のお話です。
思ったよりも感動したホバ隕石
8万年以上前に宇宙から地球に落ちて来たホバ隕石。
ほとんどが鉄でできているらしく、めちゃめちゃ重たいらしい。
なんでもアメリカが博物館に展示するために持って帰ろうとしたところ、重たすぎて断念したとか。
この辺がネットに転がっている情報なのですが、色々言ったところで石は石です。
だから見る側がどれだけ想像力を膨らませてロマンを感じられるかが鑑賞の鍵となります。
「宇宙から来たとかすごいよねー!」
「8万年前から同じ場所に在り続けるんだからすごいよねー!」
と2人で気分を盛り上げながら、ついにその石を目に捉えます。
どう思いました?
「ただのでかい石じゃねーか!」
「でかいかどうかもわからん!」
「えぇぇぇインスタ映えしないんだけどぉぉぉ」
そう思いました?
僕たちはハナからそう思って見に行ったのでがっかりすることは皆無です。
むしろ道中に全然石らしきものがなく、そんな中に突如どデカイ石があるので、
「確かにこれは隕石かも!?」
「てゆーかそもそも隕石だったわ!」
「すげーじゃねーか!!!」
と全く期待してなかったにもかかわらず感動しちゃいました。
その上たまたま居合わせたボツワナ人が
「隕石に向かって声を出すと反響して楽しいよー」
という遊びを教えてくれたので試してみたらめちゃめちゃ反響しました。
この遊びが筆舌に尽くし難いおもしろさがあり、良い思い出度が跳ね上がりました。
エトーシャ国立公園に朝から行きたい
↓
近くに泊まりたい
↓
泊まるところに何かある
↓
見に行こう
↓
お、すげー!
という感じでやって来たのですが、このぐらいの期待感ならとても楽しめます。
ちなみに1人50ナミビアドル(約400円)です。
最後にドローンで撮った映像を記念に見ていただけると嬉しいですうううう!
(撮っていいと係員に聞いたら二つ返事でOKでした)
周りただの森じゃないですか?
こんなところにどデカイ石って不自然じゃないですか?
しかも成分ほぼ鉄ですよ?
これはもう宇宙からやってきたと言わざる得ませんよね?
ね???
信じるか信じないかはあなた次第です。
(本当に隕石です)
ウィントフックで休憩してただけだから関係ない話をします
ホバ隕石に行く前の173日目は休憩してました。
読んで字のごとく、体を憩う日。
レンタカー代がもったいない、
時間がもったいない、
また休憩か、
そんな言葉が脳内を埋め尽くしましたが無視しました。
何人かの方に
「アフリカってどうなの?」
と聞かれたので、せっかく何もしてないしちょうど良いのでアフリカに関する感想を簡単に喋ります。
まず、僕たちはアフリカの中でもイージーな観光地、しかもたった4カ国しか行っていません。
英語も通じるし、移動もスムーズだったし、ネットもあったし、これといったトラブルに遭遇していません。
だから全くもってアフリカを語るに足らずなのですが、それを前提に言わせてもらうと観光地に限っては案外普通です。
むしろ欧米向けにリゾート化されている部分もあったりします。
めちゃめちゃ僕の主観ですが、
・よっぽどサファリに興味がある(野生の動物大好き)
・アフリカという地域にめちゃめちゃ興味がある
・目的地に行くより過程で味わうトラブルや苦労が旅の醍醐味
という人以外はわざわざ日本から高いお金を払って、気苦労や不安を抱えながら来る必要はないのかなと思います。
わざわざお金払ってしたくもない辛い思いをする(する可能性に怯える)必要は全くないですからね。
雄大な大地や砂漠というところでは、アメリカのグランドサークル(グランドキャニオンやアンテロープキャニオン、その周辺の国立公園など)も引けを取ってないように感じました。
行けば満足度も高いし、楽しいし、後悔することはないと思うのですが、日本から単発でわざわざアフリカ行くなら、その前にヨーロッパやアメリカ大陸、アジアを攻めた方が良い気がします。
てゆーか、そもそも皆さんそうしてますね。
書いていて気づきました。
わざわざ書くまでのことじゃなかったと。
大抵の人はそんなこと知っていると。
アフリカ行ったぐらいで調子乗ってすみません。
つべこべ言いましたが、
アフリカってこんなところなんだー!!!
と本当にちょっとだけでも知れたことはとても良い体験になりました。
大袈裟な表現かもしれませんが、人類の原点を垣間見れたような気がします。
一方で一部の都市は既にヨーロッパのようであったり、このままの流れでいくとどんどん均質化されてしまうような気もしました。
また、アフリカというだけでいつもの倍以上に人を信用できなくなりました。
邪険に対応した人が実は親切だったり、信用しようとした人が実は騙そうとしていたり、常に疑心暗鬼でした。
偏見というか、固定観念というか、そういったものを強く持ってしまっているし、イメージがあるから見えるものや感じるものが違ってくるんだと思いました。
それはそれで仕方ないと思ってるし、だからどうしようとかも正直ないのですが、信頼関係を築けるということの価値を体感できました。
アフリカといっても異なる多くの国の集まりであり、縦断しながら一つ一つの国を見ている人、その国の色々な人と接している人は全く違う見解を持っているかもしれないし、驚くようなエピソードもあるかもしれません。
僕がえげつない苦労やトラブルにはびびってしまうので、恐れを抱きながらも好奇心に素直に従う人をとても尊敬するし、じっくり話とか聞いてみたいなーと思いました。
生活の記録コーナー
本日のご飯
・朝
宿
・昼
<173日目>
KFC
<174日目>
ハンバーグ
ピーマンとジャガイモの細切り炒め
・夜
<173日目>
豚肉のグリル
ピーマンとジャガイモの細切り炒め
<174日目>
パスタ、サンドイッチ、ソーセージ
本日の宿
<173日目>
「カメレオンバックパッカーズ」でテント泊
<174日目>
ツメブのカップファークエルリゾートのキャンプサイト
◆良かったところ
・フリーワイファイが使える(ネットサーフィン程度)
・シャワー、トイレが清潔
・ホットシャワー
・厳重なセキュリティ
・売店あり
◆悪かったところ
・特になし!
本日使ったお金
173〜174日の2日間で20900円です。(1ナミビアドル≒8円)
宿泊費:2500円+2000円
食費:1050円+950円
移動費:4250円+9300円
観光費:850円
時間をかけて調べて作った計画が崩れ去るのはなんとも言えない気持ちになりますね。
ウィントフックで休憩できたから結果オーライ!
オプウォで民族見たかったっていうより、アフリカに来たから民族見ないといけないよな〜ぐらいの気持ちだったから気にしない!
と、最近身に付けようとしているポジティブシンキングを使って乗り越えました。
でもせっかく調べたから、ナミビアってなにあるの?という方はこちらの記事を見てくれたら嬉しい限りです!!
kuni