どうもこんにちは、みずほです!
くにちゃんの虫嫌いっぷりが南米に来てから加速しているので押すだけベープの多用っぷりが怖いです。
日本に住む虫なら目をつぶれるけど南米のようわからん虫が部屋にいるのは断固として無視できないとのこと。
もういいじゃん・・と思うことは多々ありますが、それを口に出すと怒られるのでそういう意味でも早くヨーロッパや日本に戻りたいです。(笑)
さて、今日のブログは前回に引き続きパイネ国立公園のトレッキングについて!
めちゃくちゃきつくて終わったあとは自分を褒め称えたくなりました。
そんな様子をお伝えできればと思います!
パイネ国立公園までのアクセスなどはこちら↓
目次
パイネ国立公園トレッキング開始!
10:20 パイネ国立公園のトレッキング開始です。
9時過ぎにパイネ国立公園の入口に到着しましたが、チケット買うのに並んだりシャトルバスに乗ったりしていたらなんやかんやこんな時間になってしまったので急ぎます。
なんてったってパイネ国立公園のトレッキングは時間との勝負ですから( ゚Д゚)!
私たちの目標は4時間でMirador Base Torresに到着すること!
参考にさせてもらったブログの筆者さんは私たちより相当タフな方で「頑張って3時間半」とのことだったので、ちょっと厳しい目標かなと思いながらも我々も頑張ることにします。
というか4時間以上かかったら帰りのバスに乗れなくなりそうなんだもの・・(笑)
最初は平坦な道なので景色を楽しみつつ、ここで時間を稼ごう!と無言でせかせか歩きます。
パイネ国立公園内にあるホテルに泊まればこんなに急ぐ必要はないのですが・・(´▽`)
というかこのホテルめちゃくちゃ綺麗で立地最高( ゚Д゚)♡
ブッキングドットコムで試しに検索してみたら1泊47000円でした。だったら日本の高級温泉旅館泊まるなあ(笑)
案内板に従って進みます。
フィッツロイトレッキングと同じく今回も荷物は交代で持つことにしました♪
しばらく進むと坂道が出てきました。
パイネ国立公園はアップダウンが激しいと聞いていたので、最初に「下り道」がきてちょっとこたえます(笑)
いま下るってことは最後にこの坂上るのかあ・・(‘Д’)
私はトレッキングに向かない思考の持ち主のようです。
パイネ国立公園トレッキングのお供はホットドッグ&フルーツ&このお菓子たちです(´▽`)!
お菓子タイムを楽しみにしていましたが、結局あまり休憩をとれなかったので(時間の都合)このお菓子は全て持ち帰る結果となりました。
遠足のお菓子が楽しみで仕方ない私がこれを食べないで帰るということは、
どれだけ時間がなく&お菓子に思考が回らないほど疲れていた
のかということを察してもらえれば幸いです。(笑)
上り坂が始まるとひたすら上ります。
もうこの時点で思います。
「フィッツロイよりもきつい・・。」
序盤から坂道がきついこともですが、なにより暑いのです( ゚Д゚)
フィッツロイのときは終始涼しく感じられた(寒いくらい)ので、こんなに気温が違うとは思いませんでした~><
あとお馬さんが通るので足下のう○ちに注意が必要です(‘_’)!(笑)
ひたすら上ったあと、山の谷間に差し掛かって風が当たるようになり少し涼しくなりました(´▽`)
この坂を上って~
く、下ります( ;∀;)( ;∀;)
せっかく上ったのに下るのかーー( ;∀;)とちょっと心が痛みます(笑)
何でも人生に例えちゃうマン(くにちゃん)は
「下り坂の時って心がきついよな。でもまた上り坂がやってくるから頑張ろうぜ!人生と一緒だろ★」
と言ってました。ちょっとうざかったです。
景色はめちゃくちゃ良いので時間制限という精神的弊害がなければウキウキ歩けたかもしれません(´▽`)♪
途中で見つけた木の枝を杖代わりにして進みます。
もっと細くて丈夫そうな木の枝を持っている人が結構いたので杖探しスキルすごいなと思いながら見ていました。どこで鍛えるのかわからないスキル。
プエルトナタレスの町で1500円ほどでちゃんとした杖(ステッキ?)が売っていたので買うのもアリ、というか買えば良かった!!と思いました。
暑くて汗を沢山かいて水がどんどんなくなるので、湧き水を汲んで喉を潤します。
冷たくて美味しいーー(*’ω’*)
パタゴニアの天然水と思うとなんだかいい感じですね!売れそう(´▽`)
下りを終えたところで
案内板がありました。現在地はちょうど中腹のようです。
ここまででも結構きつくて疲れましたが、Mirador Base Torresへの最後の道の角度に驚きww
傾斜きつすぎませんかww
思わずくにちゃんに
「見ちゃいけないもの見ちゃったー!」と言ってしまうほどでした(笑)
案内板を通り過ぎて川を越えたところで休憩所発見。
先を急ぐ私たちはここで止まるとのんびりしてしまいそうなので、先に進みます(=゚ω゚)ノ
欧米人とは到底脚力が違うことをこの1年の旅行で痛感しましたよ私は・・。
ちなみにここでも水汲みできました。
書いてあるとおりCreanでPureでFreeでした!
川は綺麗で涼しくて良いですねー。
ここで川と同じ高さにいるということは1つ山を越えてきたということにもなりますねー。
川を見ながらホットドッグ休憩です。
アメリカでくにちゃんのお母さんにいただいたサランラップが大活躍です♪
あんなにサクッと切れてペタッとくっつくの凄いですよね本当(*’ω’*)
イタリアで買ったラップはなかなか切れなくてもう・・私ラップ切るの上手いタイプだと思うんですがねえ・・大して役に立たない能力・・
ラップがあると思ったよりも大変便利なので世界一周に行かれる方ぜひおすすめです。
その後はしばらく林の中を進みます。
景色が変わったし木陰で涼しいし楽しい(´▽`)
林をアップダウンしたところで道が開けて、遠くに3つの尖塔が見えました!
あそこが目的地です!元気出てきた頑張ろうー!!!
パイネ国立公園のラストは本当にきつい
はい。眺望ポイントMirador Base Torresまであと45分のところまで来ました!
歩き始めてからここまででちょうど3時間!予定通り~!頑張ってる~!!
フィッツロイと違ってちょこちょこお手洗いが設置されているところがさすが有料国立公園ですね(´▽`)
さて、見て分かるけどここからがさらにキツイ。(笑)
左上に見えるちょんちょんと出たやつ、あれを見るために頑張ります!
坂が始まると道幅が狭く、すれ違うのがやっと。
前後には人がつまっているので止まるわけにいかず、先も見えないので自分の前の人の足下だけを見てひたすら進みます。(必死すぎて写真なし)
進んだ先に見えた景色がこちら!!
この傾斜です。信じられますか。。
私はこの坂を上る最中に2度、
の状態になりました。私の脚力の限界でした。(笑)
それでも目的地に到着したい一心で必死に上ります!!時間もないからのんびり休んでられない!!頑張らなきゃ!!
10分上って2分休憩にしよう、とくにちゃんと言っていましたが私の脚力の事情で2分上って10秒休憩に変更してもらいました( ゚Д゚)
上り続けるのもつらいけど止まり続けるのもつらいとは・・(‘_’)
何でも人生に例えちゃうマンもこのときばかりは余裕がなかったようで全然人生に例えなくなりました。
ラストスパートを上り続けること1時間、ようやく・・
到着しましたああああ!!!
Mirador Base Torresです!!!
3つのとんがり山と残る雪、そして雪により作られた滝、手前に広がるエメラルドグリーンの湖が凄く綺麗!!頑張ったからより一層綺麗に見える!!
いやーーーよく頑張った!!
そして目標通り4時間で着いた!!良かった!!
ここでお昼ご飯休憩です。
もう14時半近いですが、疲れすぎてあまり食欲が湧かずなかなか食べられません・・(笑)
ちゅるちゅるっといけるそうめんとか食べたかった(=゚ω゚)ノ
ちなみにドローンは禁止されていました。
もちろん持ってきてないですけどね(=゚ω゚)ノ
ドローンなんて持って歩いたらもう足が崩れていたことでしょう(笑)
フィッツロイのときみたいに1時間半ほどゆっくりしたい気持ちはありましたが、
パイネ国立公園トレッキングは時間との勝負ですので
40分そこら景色を楽しんだあと下りを開始します。
パイネ国立公園トレッキングは下りもきつい
パイネ国立公園は上りもきついですが下りもきついです(笑)
足場が悪いので、トレッキングシューズではなくスニーカーで来ている私たちには滑ったりして大変(*_*)
(前にいるひと上裸にリュックかっこいいな笑)
ラストスパートの上りは無心で歩いていたので下るときに「あれ、こんなところ歩いたっけ??」現象が何度も起こりました( ゚Д゚)
振り返るとこの景色。よく上ったなあ・・(´▽`)
下りは下りで足を踏ん張るので足がぷるぷるします。
日陰が全然ないのでめっちゃ暑いです。
このトレッキング中、二人で4~5リットルの水を飲みました。最初の1.5リットル以外は湧き水からです。水のありがたさを知りました・・( ;∀;)
2020.03追記
いま美容のために1日水2リットル以上飲むようにしてますが、このパイネの日はトイレに行かずに一人2リットル以上飲んでいたのでものすごく汗かいたんだな・・と思いました。。
わーー良い景色!!
上り序盤に背後に見えた湖が見えるようになって、ゴールが近づいていることを感じます(´▽`)
そして空の青の濃さがすごく印象的でした。
写真では伝わりませんが、本当に初めて見る「青さ」だったように思います(*’▽’)
序盤のお馬ちゃん用と人間用の道があるあたりまで来ました。
下りのときはもうお馬ちゃんはいませんでした。
そしてくにのりさんはひたすら
と叫んでいました。
彼は杖なしで上っていたので、その膝の負担が下りの際に現れたようです。
健康な20代後半男性でこれなので、杖はあったほうが良さそうです。
平坦になってきてハッピーー(*’ω’*)
私はこのときお昼ご飯のホットドッグの最後の一口がなかなか食べられなかったことを思い出し
日本のOLさんもあと一口じゃん!っていう白米残したりするよなーと思い
私も会社員時代に品川でよく行ってた大衆居酒屋のもつ煮込みランチはご飯が多くてときどき残してたなーと思いだし
あのもつ煮食べたいよおおおおおお!!!
で頭がいっぱいになってました。くだらんですね。
最初に渡った橋が見えてきました!!
もう!!本当にラストだーーー!!!
最後の坂を上ったあとに次のひとのための木の杖置き場が作られていたので私の杖もこちらに置かせてもらいました。
今日も誰かがあの杖で上っていると思うと少し楽しい気分になりますね。
最初にサクサク歩いた道は一瞬に思えましたが、帰りはやたら長く感じました(笑)
このとき18:40。
バスの時間は19:15、その前にコーラでもクイっといきたいので急ぎましょうー!
スタート地点が見えました!
現在時刻18:55!下りの所要時間は3時間45分でした。間に合って良かったー!
このとき飲んだコーラは本当に美味しく感じられました。
くにちゃんは後半、このコーラを美味しくするために水分補給を制限してました。コーラに対する思いの強さ(笑)
帰りのシャトルバスのチケットをカウンターで買って、シャトルバスを待ちます。
前に並んでいたアメリカ人女性は砂だらけのサンダル姿だったのですが、まさかサンダルで上ったのでしょうか・・( ゚Д゚)
19:25にバスはやってきました。
無事乗車してパイネ国立公園の入口へ向かいます。
10分ほどで到着。
19:45発予定のJB社のバスは20:00頃にやってきました。
待ってる間に同部屋の韓国人女子とめっちゃきつかったよね?!と東洋人女子として共感できたので良かったです(^_-)-☆
帰りのバスから見えた独特の植物に覆われた地面が、クレイジージャーニーの田中鬼軍曹が言っていた「チリ・パタゴニア特有のトゥクパという植物」ってやつかな?!と思って興味津々に眺めていましたが、隣に共感を求めると爆睡した方がいました。
本当に空が青かったなー。
プエルトナタレスに到着
プエルトナタレスに到着すると夕暮れを迎えていました。
その空が本当に美しくて、こんなに綺麗なオレンジの空を住民は毎日のように見ることができることを羨ましく思いました。
iPhoneの写真では伝えきれないのが残念です(*_*)
夜はパタゴニアビールで乾杯・・とは言ってもビールを飲むのは私だけです(笑)
くにちゃんの作ってくれた絶品ミートソースでパスタとご飯をもりもり食べて、眠りにつきましたzz
パイネ国立公園トレッキングまとめ
正直めちゃくちゃきつかったです!!もうやりたくないです!!笑
ただ達成感は凄かったし体力への自信はつきました(´▽`)☆
あと誰かと一緒に上ると結束力が高まる気がします。助けあうので(笑)
コスパを考えるとフィッツロイのほうが無料だし時間制限もないし景色の素晴らしさは変わらないので、どっちに行くか迷ってる~という方はフィッツロイのほうがおすすめ!
私たちにとってはパイネは本当にきつかったですが、登山好きの方にとっては並みな感じだと思います(´▽`)!
以下、パイネ国立公園トレッキングの注意点!
・日帰りトレッキングは7:00発のバスで行くべし(バスチケットは往復で購入)
・現金は21000ペソ(入場料)+6000ペソ(往復シャトルバス)=27000ペソ(≒4500円)は持っていくべし
・パスポート必須
・登山慣れしない方は行き帰りともに4時間程度かかることを想定してペースを考えよう(我々は行き4時間帰り3時間45分)
・水筒orペットボトル必須!水飲まないと熱中症になる!
・日焼け対策も必ず!
・杖を使うべし(持っていくか途中で木を拾うか)
近々動画も作りたいと思います!
それでは!
生活の情報コーナー
本日のご飯
朝→宿の朝食
昼→ホットドッグ
夜→ミートソースごはん
本日の宿
▼お部屋
・ドミトリー
・清潔
▼お風呂
・清潔
・ホットシャワー&水圧OK
▼wifi
・問題なし
▼キッチン
・問題なし
▼その他
・朝食あり(6時からなのでトレッキング前も食べられて嬉しい)
本日使ったお金
19150円です。
(1アルゼンチンペソ≒3円)
宿泊費:3300円
食費:1850円
移動費:7000円
観光費:7000円
パイネのトレッキング以来、どんな階段も坂も
「パイネに比べたら!!」と思えるようになりました。
mizuho