こんにちは、くにのりです。
痩せましたね。いや〜痩せちゃいました。
バルカン半島を南下している間は物価が安かったので外食が多かったんですけど、どれもこれも付け合わせがトマトで。
そうなると僕にとっては付け合わせはなくなるわけですよね。トマト嫌いなんで。
ということは食べるものがほぼおかずだけになるので、全然ヴォリュームが足りなかったみたいです。
無料で提供してくれるパンを頑張って食べまくっていたのですが、パンだとイマイチ身体にのっかってこないんですよねー。やっぱり米ですね。白米大好きでございます。
ちなみにみずほさんは僕の分の付け合わせも食べているので、バッチリ現状維持を保っておられます。
はいっ!
本日のブログはスピシュ城です。
スロバキア随一の観光地といっても過言ではない場所で、ジブリの名作『天空の城ラピュタ』のモデルになったとも言われています。
世界一周しているとジブリのモデルになった場所ありすぎ問題があるのですが、こういうの誰が言い出したんですかね。
ジブリの○○っぽいという表現ならわかるんですけど、モデルって!!!
モデルは言い過ぎじゃない?
HAYAOかスタジオジブリしかわからなくない?
公表された事実?
って思っちゃうんですよね。
まぁ僕もしっかりラピュタのモデルになったスピシュ城とか言って使っちゃうんですけども。
(210日目 9月2日)
スロバキアといえばのスピシュ城
はいではスピシュ城を見ていきましょー!
まずは遠目から。
雰囲気出てますねー。
見えたときは「おーすげぇ!!!」なんて思わず声をあげちゃいました。
広大な平地にちょこんとそびえる丘の上に巨大な城があるのでとても目立ちます。
近づいていきます。
道が続いていく感じが良いですね。
スピシュ城はスロバキアが作った・・と思いきやハンガリーが作ったお城です。
現在のスロバキアの国土はハンガリー帝国の領土だったので、ハンガリーが対モンゴル、対オスマン帝国(現在のトルコ)用に作ったお城です。
僕みたいなビビリの兵がいたとしたら、このような巨大な城を見ただけで相手の強さを過剰に見積もってしまうと思います。
中に入っていきます。
入場料は1人6ユーロするはずなのですが、月の第一日曜だから?か無料でした。ラッキー。
売店やカフェ、トイレがあったり観光地としての機能を備えていました。
僕はトイレが近いので観光地に清潔なトイレがあると評価が高まります。
正直なところ城の中は外ほどの感動はありませんでした。
廃墟すぎて石の塊と苔を見るかたちになります。もちろんそれはそれで良いのですが、外からスピシュ城を見たときの感動が大きすぎました。
中には大砲の展示もあるのですが、実はこのスピシュ城で戦ったことは一度もないらしいです。同級生M曰くエセ展示らしいです。
にしても大きいです。13世紀(1200年代)によくこんなもの作ったなぁと思います。
それだけモンゴルが脅威だったってことなんですかね、
結局は交通の関所として使用されるに至ったらしいです。なんかもったいないような気がしてしまいます。とはいえ結果的にスロバキア随一の観光地として君臨することになるのでやっぱり作った甲斐があったのかもしれません。
何よりもスピシュ城からの眺めが素晴らしかったです。
遠くまで見晴らすことができるのでこれなら敵が来てもすぐにわかりそうです。
東京タワーやスカイツリーも1000年後ぐらいには「ここからの眺めはよかったんだろうなぁ」なんて思われる遺跡になってるんしょうか。
ドローンを飛ばしたらいい感じの映像がとれたので大満足です。
この城を見るためだけでもスロバキアに来る(を通る)価値があると思える素晴らしい場所でした。
ブラチスラバ空港でレンタカーを借りると比較的安いので、また公共交通機関が不便なので、レンタカーでのアクセスが便利な気がします。
ホビット(小人)のモデルになった村!?
お次は映画『ホビット』のモデルとなった村・・ではなく、ホビットのモデルになったことにして観光地化しようとしている村を見学しにいきました。
映画『ホビット』自体はニュージーランドで撮影されているのでスロバキア全然関係ないらしいです。ここまで来ると逆に面白いのでいっちょ見てやろうという感じです。
そもそも僕はホビットの映画見たことないので世界観はわからないんですけど。
いかがでしょうか?
まぁ感想は胸に閉まっておきましょう。
写真はもちろん小人の家ではなく、ジャガイモなどの食料の保管庫らしいです。
この自称ホビットはとても小さい村にあるのですが、収穫した食料をこのような小さい小屋に保管したようです。
住宅地に保管した場合、仮に火事などの有事があったときに食料も一緒に燃えてしまってはたまったものではないので、リスク管理の一環として住宅地から少し距離をあけたところに食料保管庫をまとめて配置したらしいです。
その際、緩やかなでこぼこの坂道を利用して、まるでホビットに登場する小人の住居のような形をした保管庫を作ったので、写真のような風景が生まれるに至ったとのことです。
ヨーロッパの文化的景観に選ばれたこともあるらしいのですが、背景を知ると確かにと思いました。
この村は隣の村までかなりの距離があるのですが、その状況を考えると万が一の際の食料の確保は最優先事項だと思うので、このような防衛策を講じるにいたり、その結果こういった景観が生まれたと思うとすごいなとは思いました。
ただ。
ただです。
それだけアクセスが悪いということでもあるので、ヨーロッパの数ある観光地の中でここにわざわざ来るかというと来ないでしょう。
観光地化への道は前途多難そうです。
Liptovská Teplička
生活の記録コーナー
本日のご飯
朝→インスタントラーメン
昼→パスタ&スープ
綺麗な湖のほとりで食べたので気持ちよかったです。雲がなければもっと・・。
夜→韓国焼肉
本日の宿
M宅
本日使ったお金
6500円です。(1ユーロ≒130円)
宿泊費:0円
食費:6500円
固形のトマトとチーズは嫌いですが、それらが溶けて混ざり合ったピザは大好きです。
みずほさんには「意味わかんない」と言われるのですがおっしゃる通りだと思います。
ちなみにみずほさんは椎茸が嫌いらしいです。子供だな。
kuni