どうもこんにちは、みずほです。
日本は3連休ですね。いかがお過ごしでしょうか。
3連休になるとインスタグラムのストーリーの投稿がぐっと増えるので、ふたりで楽しく見ています。
私たちは昨年の12月に退職したのでもう少しで300連休くらいでしょうか。
最初は毎日休みなことにそわそわしていましたがすっかり慣れてしまいました。復帰が不安です。
さて、211日目の9月3日はレンタカーでスロバキアからハンガリーにちょろっと出かけてきました!
パンノンハルマ修道院へ
ブラチスラバから車を走らせ、ハンガリーにあるパンノンハルマ修道院へ向かいます。
ハンガリーの田舎のお家は三角屋根に煙突があるタイプがほとんどでした。かわいい。なんかハンガリーっぽい。
10時頃にパンノンハルマ修道院に到着しました!門構えがかっこいいですねー。
車は無料(多分)の駐車場に停められました。
見学可能時間は9-17時みたいですね!
模様がすごく可愛いなーと思いながら入ったら、観光客入口はここではないようで門を出て左にある入口に向かいました(‘ω’)
入場料は一人2400フォリント(≒1000円)。カード払いもOKです!
ちょっと高いなーと思ったら
無料で音声ガイドを貸してくれました。しかも日本語あり。ガイド付きとなれば手ごろな値段(*’▽’)
観光開始!の前にパンノンハルマ修道院はどこにあるかというと~
地図でいうとこのあたり↑
ハンガリーの山の上にあります。公共交通機関でのアクセスはあまり整ってないみたいです。
さて!オーディオガイドを聴きながら観光してみましょう~!!
パンノンハルマ修道院は996年に造られ、今では世界文化遺産であり世界自然遺産でもあるようです。
なぜ山の上にあるかというと、山とは天と地の境目、人と神が最も近い場所と考えられているからだとか。へーー。
この修道院の一番の特徴としては、
高校があること!!
ざっくり言うと一旦「修道院禁止だよー!」って時期があって、そのあと復活させたい!ってなったときに「高等教育もするならいいよー!!」ってなったんだって。
で、340人の高校生がここで学んでいるらしい。土日もここにいるらしい。
え、こんな山の上にずっといるとかまじ過酷・・( ゚Д゚)グラウンドも狭いのに( ゚Д゚)プリクラとか撮らなくていいの?スイパラ行かなくていいの?
ちなみにキリスト教徒でなくても人間的に知的でオープンなマインドであれば入学可能らしいです。
興味のある方は詳しく調べてみてください。ハンガリー語だと思うけど。
あ、あと老人ホームもあるらしいです。
病院行くのとか一苦労だろ!!
聖堂に行ってみましょう~~
質素ですね~~。
正面の円窓はカメラの関係で白くなったわけではなく、普通に白い石なんです。
何なんだろう~と思いながらイスに座ってオーディオガイドを聞いていると、
あの白い石はエデンの園の石と言われているオニキスという石なんだそうです。
でもネットで「オニキス」と調べても黒い石しか出てこないので、エデンの園には通常黒いはずのオニキスの白バージョンがあるよ!ってことなんでしょうか?
とりあえず我々一般人でもオニキスを買うことができるみたいです。黒ですけど。
見たことある気がする。笑
インテリアは3回改装されているらしいです。
理由の1つとしてはオスマン帝国によりインテリア破壊されたから。
ヨーロッパに来てから色んなところでオスマンオスマンって感じでいやまじ最盛期のオスマン強ええすげええってなった状態で今トルコに来たので、何を見ても強さの根源に見えます。
聖堂を出て回廊を見てみましょう~~。
四角い廊下があって、真ん中の中庭ではハーブが育てられています。
医療に使われるらしいです。修道士って大変だな・・
回廊ではなぜかオーディオガイドの調子が悪くて音声があまり流れなかったのでこのくらいで。
一番の見どころの図書館に行ってみましょう~~
めっちゃくちゃ綺麗。
19世紀初めに造られた現在の図書館は、40万冊にも及ぶ蔵書が並べられています。
この中の3/4が博物館級の価値ありらしい( ゚Д゚)
なので・・
当然我々のような一般観光客は触ることすらできません(´▽`)笑
パンノンハルマ修道院では40日の断食の間に指定された図書の読書義務があり、毎日決まった時間に読書しなければならなかったので図書館が豊かになったそう。
・・え、断食・・?
キリスト教でも断食したりするんだ・・
私が宗教を信じることは生涯なさそうです。笑
楕円形ホールの天井部分には神学、医学、法学、哲学の画が書かれています。
修道院だから神学があるのはわかるし、医学法学はわかるけどあと1つが哲学なんですね。中世のヨーロッパの大学はこの4学部で構成されていたらしい。
そんなに哲学が大事だったんだ・・
日本だったら経済学とかにしそう。
最近くにちゃんが
「西洋哲学と東洋哲学の違いって何だと思う?」
という問いを投げかけてきます。
仲良くなる前にそんなこと問われてたらまじで引いてたと思います。
今で良かったです。
西洋哲学は自分の外について考察する、つまり他者や環境について考えるに対し
東洋哲学は自分の内について考察する、つまり自分自身の在り方について考えることらしいです。
自分の呼吸を観察するヨガとか瞑想ってまさに東洋哲学って感じですね。
SNSで人を叩くようなことを楽しんでいる輩は東洋哲学を習って一度深く呼吸して内を見直せと思いますね。
お土産売り場ではワインやハーブなどを販売していました。修道士さんたちが作ったものです。友人Mさんへの心ばかりのお礼にワインを買って帰りました。
おすすめの町「ショプロン」へ
スロバキア在住のMさんに車で行けるおすすめの町を聞いたところ、「ルスト(Rust)」と「ショプロン(Sopron)」を教えてもらいました!
ルストはたくさんのコウノトリが見られるハッピースポットらしいのですが、調べてみると時期が良くなさそうだったのでショプロンにすることにしました。
ちなみに私も彼もコウノトリって架空の生き物だと思ってました。コウノトリさんごめんなさい。
↑Wikipedia先生より
ショプロンはハンガリーにある町で、戦争で破壊されずに中世の町並みが残っていてヨーロッパの美しい町~選とかにも選ばれているようです!
ショプロンはハンガリーとオーストリアの国境にあります。何ならオーストリア側に突き出しています。
オーストリアじゃないの?て感じですが、
WW1の後に「オーストリアとハンガリーどっちがいーい?」と住民投票を行ったらハンガリー票が半数を超えたためハンガリーになったそう。
とにかく歩いてみましょう!!
確かに古くてかっこいい感じ!旧市街を歩いて周ろう~!!としたところで
雨。
強くなりそうな雨だったので、一旦レストランで昼食をとります。
ハンガリー料理のグラーシュ。ビーフシチューみたいで美味しいやつです。
そして強まる雨。
止む気配はない。
レンタカー返却時間が迫る。
・・観光諦めて車まで走ろう。
バケツをひっくり返したような土砂降りの中、冠水した道路を走って車に戻ります( ゚Д゚)
もう一息!!
車に戻ってきた頃にはずぶ濡れでした。
自分の服の濡れよりも、くにちゃんが風邪ひかないか気が気じゃないわと思いながらやたら空調を調整しながらブラチスラバ空港まで帰りましたとさ。
ショプロンに何しにいったんじゃい( ;∀;)( ;∀;)
Mさん宅に帰ったら親子丼を作っていてくれて涙が出そうでした。
ちゃんちゃん。
生活の記録コーナー
本日のご飯
朝→パン
昼→グラーシュ・サラダ
夜→親子丼
本日の宿
Mさん宅
本日使ったお金
19200円です。(1ユーロ≒130円)
宿泊費:0円
食費:1500円
移動費:15000円
観光費:1900円
雑費:800円
トマト嫌いよりはしいたけ嫌いのほうが便利だと思います。
mizuho