タイトルの通り、成都から西安へ高速鉄道で移動した日の話です。
成都でやり残したことは何もない
というわけでは全然ないのですが、西安に移動します。
成都での心残りを添えて、移動情報をお届けします。
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成都から西安への行き方
僕たちが移動した2018年4月現在、成都から西安への移動の仕方は電車を使って移動するのが一般的です。
とその前に、、、
足治って来ましたいえーい
成都に来てからなんとなく爆速で治り始めた気がするのはこの麻婆豆腐のおかげ。
ケチりつつ
モリモリ食べよう
とらべらー
急にすみませんでした。戻ります。
成都から西安への移動は電車が一般的のようです。
バスでの移動は調べた限り見つかりませんでした。
(そもそも電車でいいやと思ってたのですが)
電車の中でも2パターンあります。
①寝台列車
・成都から西安までの移動にかかる所要時間は約16時間
・軟臥が約5500円
・硬臥が約3600円
・硬座が約2000円
・軟臥、硬臥、硬座の席の種類や寝台列車を利用した感想はこちらの記事に書いています
②高速鉄道
・成都から西安までの移動にかかる所要時間は約4時間半
・ビジネス席が約13000円
・一等席が約6900円
・二等席が約4500円
僕たちの場合、、、
・16時間も座席は厳しい
・だから寝台列車にするなら硬臥
・硬臥だと高速列車の二等席と1人1000円程の差
・だったら4分の1の時間で行ける高速鉄道がいいんじゃないか
・てか寝台は3回乗ったし、高速鉄道がどんなもんか乗ってみたい
ということで高速鉄道を利用してみることに決定しました。
成都から西安へ高速鉄道を使ってみた感想
成都から西安まで高速鉄道を使って移動する場合、発着駅は『成都東駅』から『西安北駅』となります。
ということで朝起きて、肉まん食べて、ミセスパンダホステルから成都東駅まで移動します。
ミセスパンダホステルの最寄りの新南門駅から成都東駅までは1人3元。
公共鉄道が”公共”として意味をなすお値段です。
春熙路で乗り換えます。
足元にも頭上にも案内があるのでわかりやすいです。
地下鉄の成都東駅に着きました。
地下を彷徨いながら地上にある高速鉄道の成都東駅を目指します。
約10分歩くと高速鉄道の成都東駅に着きました。
松葉杖バックパッカーには長い道のりでした。
東広場(East square)を目指せば高速鉄道の成都東駅に着きます。
昆明、麗江、成都と同様に成都東駅も立派な建物で中国やべーなとなります。
やべーなとしか表現できない語彙力にやべーなとなります。
Ctripで買ったチケットを発券。
発券には個人IDが必要で、外国人の場合はパスポートが必要なのですが、そのパスポートを自動発券機では読み込めないので、有人に並ぶことになるのが面倒くさいです。
外国人でもセルフでできるようになるともっと便利なんですけどね。
出発10分前ぐらいに入場開始されます。
並んでも並ばなくても席決まってるんで変わりません。
入場開始。
寝台列車の切符チェックは有人でしたが、高速鉄道は無人です。
写真向かって右の人が厚切りジェイソンかと思いました。
エスカレータに乗りホームへ降ります。
ちなみに成都東駅の中には、マック、コンビニ、バーガーキングなどお店には困りません。
新幹線そのままです。
新幹線に限らず中国の随所で感じますが、既に成功しているモノ&ビジネスモデルを徹底的にパクるという中国企業の戦略いとすごしです。
中もジャパニーズ新幹線そのまま。
東海道新幹線より座席のスペースが広く感じました。
若しくは異国の地で自分の小ささを知ったか。
お手洗いも清潔。紙も完備。
おやつに持参した煎餅。
成都のイトーヨーカドーで買った一風堂のカップラーメンがお昼ご飯。
このカップラーメンを立派な器に入れ替えて店出そうかと思うぐらい美味い。
高速鉄道に食堂があるかは確認できなかったのですが(多分ない)、お湯は当たり前のようにあります。
タブレットにダウンロードした映画を見ていると瞬く間に西安到着。
場所や時間を選ばずに映画や本・漫画に触れられるって最高です。
根暗引きこもり野郎にはこうしたテクノロジーの発展は歓喜です。
全体の感想として、非常に快適で二等席でも何も問題ありませんでした。
去年20回以上東海道新幹線乗っているんですが、設備、振動、清潔さ、全てにおいて日本の新幹線と同等かそれ以上と感じました。
このクオリティでこの値段は安いと思います。
というか日本の新幹線高すぎです。
西安北から西安の中心部(城壁)へ移動
西安北駅から中心部の城壁の方へ移動します。
僕たちの場合は宿の最寄り駅の『安远门』に向かいます。
地下鉄の駅と繋がってるので便利です。
西安北駅から僕たちが目指す『安远门』駅までは1人2元でした。
西安北駅から南に地下鉄が伸びつつ、東西にも地下鉄があります。
地下鉄も清潔で設備が新しいです。
駅を出ると雨。
お医者様から
「keep dry」
「don’t touch water」
のお教えを受けているのでタクシーを利用して宿へ向かいます。
雨を嫌ったクロコダイルの気持ちも今なら想像できます。
宿の場所が団地の中にあるので謎に思ってましたが、約束通りオーナーが団地の入り口まで雨の中迎えに来てくれました。
僕はというと、
「雨が〜」
「濡れる〜」
「汚れたらどうしよう〜」
「雨が〜」
「ヴァアあ〜」
とぶつぶつ言っていました。
成都での心残り
成都での心残り、それは世界遺産九寨溝
ミセスパンダホステルの日本語話せるお姉さんによると、
「ツアー客しか行けない」
「ツアーの次の空きは1ヶ月後」
とのことだったので諦めた次第です。
いと悲しい
I miss 九寨溝 so much
な気持ちを込めて、他人様のインスタグラムをお届けします。
この透き通った水に木々の緑が映り込む景色を見たら、心まで綺麗になりそうと思ってたのに。絶対にそんなことはないんですけど。
成都は日本からも来やすいのでいつかリベンジすることが決定しました。
本日のご飯
朝
お決まりの肉まん
昼
車内で食べた一風堂
夜
青椒肉絲と揚げ餃子とご飯
西安の食事も安い美味い多いのトリプルスリーであることを確信します。
そういえば山田哲人も調子上げてきましたね。
本日の宿
西安故里驴友驿站
(Xi’an Hometown Hostel)
文字通り家族経営のホステルです。
娘さんは英語ペラペラ、お母さんはカタコト、お父さんは中国語ゴリ押しです。
僕の不足しているコミュニケーション能力を補って余りある社交性と笑顔を持ったご家族でした。
部屋は清潔で、ベッドの他に1人掛けのソファが2つ、洋服掛けがあります。
トイレも様式で清潔。
シャワーが詰まりやすいのが難点。
本日使ったお金
12950円です。(1元≒17円)
宿泊費:1500円
食費:750円
移動費:10700円
※地下鉄・高速鉄道・地下鉄・タクシー
リアルタイムでは下し続けていたお腹がやっとこさ回復してきました。
あと、タイの友人にお土産で買ったマレーシアのビールを、そのタイの友人が飲んでいるストーリーがインスタグラムに上がってました。
kuni