どうもニーハオ、みずほです。
71日目の4月16日は昆明で軽く食べ歩きをして、寝台列車で昆明から麗江という街に移動しました!
・中国の便利アプリCtripの使い方
・麗江から昆明への移動
・中国の寝台列車の感想
・麗江駅から麗江中心部への移動
をまとめます!
目次
昆明から麗江へ鉄道での移動のポイント
昆明から麗江への寝台列車、麗江駅から麗江中心部へ移動のポイントです!
①チケット購入
<窓口>
→座席選べるし安い
→当日購入は残席があるか微妙
<アプリ(Ctrip)>
→メールで送られてくる予約番号とパスポートが必要
②寝台列車
<座席(寝台)>
・座席は硬臥なら中段か下段のほうがいい
・シーツや枕カバーは清潔?って感じなのでストールあるといい
・ベッドは狭いので持ち込む荷物は最小限にすると寝るのが楽
<トイレ>
・水場はあるので歯磨き可能
・トイレはあるけど紙はなかったりするのでトイレットペーパーは持参必須
<その他>
・何回か照明が点く
・寒くも暑くもないので着衣の心配は不要
③所要時間
・7〜10時間
→私たちの乗った電車は約9時間
(22:05発→翌7:10着)
④乗車駅
・昆明駅
→メトロの昆明駅から徒歩20分ほど掛かるので要注意です!
⑤降車駅
・麗江駅
⑥麗江中心部への行き方
・麗江駅から麗江中心部までは18番のバス
・1人1元
⑦その他
・駅に早めに行った方が荷台のスペースあり
・駅での荷物検査が厳しいので出発1時間半前に行っておく
・1日数本運行してますが寝台列車だけっぽいです
ここからはチケット購入と実際の移動についてです!
昆明から麗江へ!Ctripdでのチケットの買い方
麗江ってどこやねんって感じですが、麗江は昆明と同じ雲南省にある都市で、列車で行くことができます。
日中だけでなく深夜も列車が運行しており、列車により所要時間は変わりますが7~10時間で着くことができます。
チケットの購入は
①駅の窓口で直接買う
②中国の電車予約に便利なアプリ『Ctrip』を使って予約をする
の2通りありますが、
・駅まで行くのが面倒くさい
・当日チケットあるか心配(くにちゃんは心配性)
・Ctrip使ってみたい
という理由から、私たちは②のCtripのアプリを使って列車の予約をしました!
私たちは昆明22:05発→麗江7:10着の硬臥でひとり161.5元(≒2800円)でした!
Ctripの使い方と寝台列車の座席について
会員登録なしでも使える便利アプリです!
会員登録すると都度情報を入力せずにすみますが、ほとんどの方が旅行中の数回限りだと思うので、わざわざ会員登録しなくてもOKだと思います!
①Ctripのアプリを開く
アプリを開いた右の「列車」をクリックします。
②検索条件の入力
検索画面が表示されるので「出発地」「目的地」「出発日」を入力し、「検索」をクリックします。
③希望の列車の選択
検索結果の一覧が表示されるので、希望の便をクリックします。
※一番下の「絞り込み」「並び替え」で希望の条件に応じて検索結果を絞り込んだり並び替えたりすることができます
④座席の選択
希望の座席の「予約」をクリックします。乗客情報と連絡先情報の入力画面に変わるだけで予約は成立しないので、安心してクリックしてください
座席選択のポイントは3つです。
<ポイント1>
座席タイプは4つあり、アプリで指定可能!
・硬臥(硬い3段ベッド)
・軟臥(柔らかい2段ベッド)
・硬座(硬いイス)
・軟座(柔らかいイス)
もちろんイス(座)よりベッド(臥)、硬より軟のほうが値段が上がります。
<ポイント2>
寝台のタイプは以下の通り、硬臥で3つ、軟臥で2つありますが、
・硬臥(硬い3段ベッド)は上段、中段、下段の3つ
・軟臥(柔らかい2段ベッド)は上段、下段の2つ
アプリからの予約では自動的に席が割り当てられるため、寝台の指定はできません!
つまり、上段、中段、下段のどこになるかわかりません!
<ポイント3>
窓口で買うと座席タイプだけでなく寝台の指定(上段・中段・下段の指定)もできます。
⑤乗客情報と連絡先情報の入力し「予約」をクリック
「乗客を追加」をクリックして乗客情報を入力します
乗客情報は
・パスポート番号
・パスポートに記載の名前
・パスポートに記載の生年月日
です。
乗客情報の入力ができたら、連絡先情報を入力します。
ここで入力したメールアドレスに予約情報とチケット交換時に必要となる”予約番号”が送られてくるので間違えないように注意です!
電話番号は特に必要になることはないので何でもOKです。
乗客情報と連絡先情報の入力が完了したら「予約」をクリックします。
⑥クレジットカード情報の入力
最後に支払いのためのクレジットカードの情報を入力して完了です!
⑦予約番号の確認
連絡先情報で入力したメールアドレス宛にトリップドットコム(Trip.com)から確認メールがくるので予約番号を確認します。
この予約番号と身分証明書のパスポートがチケット交換時に必要になります!
昆明から麗江への鉄道での実際の移動の様子
寝台列車が出発する昆明駅へ
22:05発なので1時間前の21時には駅に着くように宿を出発!
宿の最寄り駅の川沿いはきれいにライトアップされてて、イケてる音楽が流れていたのでイベントでもやってるのかな?と思ったら広場で皆さんエアロビされていました。
平和でええのう。
切符を買います。
麗江行きの電車が出発する「昆明火车(KUNMING RAILWAY)」駅まではひとり2元(≒34円)です。やっす。
今回はだいぶ使い古された切符です。
「昆明火车(KUNMING RAILWAY)」駅につくと、出口Aから出たほうがよさそうな看板があるので出口Aから出ます。
漢字だとだいぶ旅が楽です。タイ語とか1ミリもわかりませんからね。
ゴミ箱すらきれい。
出てすぐは何もないし案内板もないので、こういうときは大きな荷物もってる人についていくのが吉です。
出口Aからまっすぐ進んでみたら右手にどーん!と大きな建物が出てきました。
絶対これじゃん。でも出入口全部閉まってるじゃん。ここ裏口なんじゃん?
とりあえずみんな直進してるから直進してみます。
本当にこっちでいいのかな~と言いつつ歩いていると、
右手に階段が現れました。
案内板もあるしこっちでいいみたい(´▽`)
地下道で駅の中に入れるのかな~
と思ったら階段のぼって地上に出ました。
どこまで迂回させるの?
地上に出たあと、まっすぐ歩いていたら右手にこの看板。
右に曲がりまーす。
曲がった後しばらくまっすぐ歩いてたら左に曲がれと。
左曲がりまーす。
曲がった後すこしまっすぐ進んだら右手に駅への入口が現れました。
さっきの改札出てから迂回するために20分も歩きました。
南武線の武蔵小杉から横須賀線の武蔵小杉に乗り換えるときより時間かかってますやん。
そして恒例の手荷物検査とボディーチェック。
検査後に何か話しかけられましたが、中国語わかんない感出したら行っていいよと言われました。IDカード見せろとかかな?
どーーん!
駅の広場が現れました。写真では伝え切れませんがでっかい駅です。さすがチャイナ。
Ctripのeチケットを窓口で切符に交換
私たちはネットで座席を予約したので、eチケットを切符に交換しなければならないのですが交換のためには身分証の確認が必要になります。
中国人であれば広場右手のここで券売機にIDカード(日本でいうマイナンバーカード)をピッてして発行できますが、
私たちはパスポートで身分を証明するしかないので
広場から右斜め前にある有人窓口にいきます。
何番に並べばいいの?え、めっちゃ混んでるじゃんやべーじゃん。
と思って駅員に尋ねると、
身分証確認は8番窓口で、ガラッガラでした。
そりゃそうか。中国人はみんなIDカードもってるんだから身分証確認に長蛇の列ができるわけない。
予約番号が分かる携帯の画面とパスポートを見せたらすぐ終わりました。
ていうか中国政府の管理ってこわいレベルですよね。
ここで見せたパスポート情報やIDカード情報は全て中国政府のデータベースにいくらしいです。
基本的に宿泊施設もパスポート情報を中国政府に連携しているとのこと。
民泊でもそれが始まるとか言われてます。
私たちが昆明に1泊して、麗江に何時の電車で行って、麗江に何日間滞在して、何時の電車で昆明に戻ってきた、という情報が一括ですぐわかってしまうと思うとちょっと怖い。
何が怖いのかよくわかんないんですけど。
日本は新幹線乗るために身分証提示なんて不要ですもんね。
中国は人が多い分、徹底的に管理しないとしっちゃかめっちゃかしてしまうんだろうなあ。
これがチケットです。
141.5元と書いてあるのが気になります。ネット購入は手数料とられたんでしょう。
列車番号はK9616で座席は1号車の6号の上ですね。
麗江行きのホームへ!セキュリティチェック厳しめです
改札入りまーす。
が、ここでも身分証提示が必要で、自動改札機はIDカード専用(中国人専用)だったので、改札向かって一番左にある有人改札を通ります。
中入ってエスカレーターを上に上がったら、列車番号が書いてある待合室に行きます。
K9616は5番待合室(´▽`)
麗江行きのホームへ行けるドアの前に向かうと
ものすっごい混んでる(´▽`)笑
みんなそんなに麗江に行くのかい。そんなに人気なのかい。月曜の夜ですよ?
事前情報によると「早く電車に乗ったほうが荷物を置く荷台に困らなくて済む」とのことだったので、ちょっと凹みました。バックパックと一緒に寝られるほど広いベッドなはずない。
ちなみに私たちがここに着いたのは列車出発30分前でしたが、他の列車の様子を見ると1時間前にここに来ればまだ余裕がありそうでした。
列車出発25分前にホーム行きのドアが開きました。
が、このときくにちゃんは荷物残したまま他の列車の様子を見に行ってました。
ああ、荷物全部持つの厳しい( ;_;)
せっかく並んで待ってたのに( ;_;)抜かされてく( ;_;)
と思ってどうにかくにちゃんのバックパックとリュックを持って進もうとしていたら、
近くにいた中国人のおじさんがそっと荷物をもってくれました。
優しい・・( ;_;)我先に!ってならないの・・?日本のおっさんも絶対無視だよ・・
全力の謝謝を伝えました。良い人だったなあ。
そしてドアのところでチケットパンチして
ぞろぞろとホームに向かいます。
ホームと電車はこんな感じでした!
寝台列車に乗って昆明から麗江へ!上段は狭め!
初めての中国の寝台列車にドキドキしながら乗り込みます。
硬臥はこんな感じ。
右にいる赤いリュック持ったくにちゃんでわかるように、上段はやたら高いです。登るのたいへん。スカート履いてたらパンツ見えます。
窓の上に番号が書いてあるので、チケットに書いてある~号の数字の場所が自分のベッドです。
私は6の上段でくにちゃんは9の上段でしたが、女子ふたりが交換して!と言ってくれたので私は10の上段になりました。
荷台に荷物を置くのは余裕でした。
中国人ばかりなのでそんなに大きな荷物持ってるひとが少なかったです。
ここでも中国の人の優しさに触れました。
くにちゃんと別の場所にいるときに私ひとりで荷物をあげようとしたらチャイナお兄さんがあげてくれたし、
くにちゃんが荷物あげようとしてペットボトルを落としそうになったらチャイナおばちゃんが手伝ってくれたそうです。
中国の人はみんな助けてくれる( ;∀;)♡
私も外国人に親切にしなきゃいけないなと思いました。
たった数人のイメージがその国のイメージになりますからね、外国人からしたら。
で、寝心地はというと
天井が近いので座れない。あと電気点いてるとまぶしい。
身長180センチを超える方はかかとが出ちゃうかもしれません。
くにちゃんはギリでした。
あと横幅も狭いのでムキムキの人はバチバチかも。
くにちゃんはガリなので余裕です。タイで風邪ひいて痩せました。
22:05の定刻に出発して、チケット確認があって、30分ほどしたら消灯しました。
揺れもなく、静かでゆっくり寝られます。
そして4:00頃に電気が点きました。
ま、まぶしい(*_*)(*_*)
上段の私たちはまぶしくて起きざるを得ませんでした。笑
どうやら、4:30頃に停まる大理駅で降りる乗客のために電気が点いたみたい。
中段か下段だったら眠り続けられたのにーー!
大理駅を出発してちょっとしたらまた消灯しました。
上段は狭いし起こされるし損である。
そして時間通り7:10頃に麗江駅へ到着です。
駅めちゃくちゃきれい。
駅を出るときはチケットもパスポートも提示不要です。
改札機も何もありませんでした。
山頂への登頂が禁止されている、神聖な玉龍雪山を出てすぐに見ることができます(^^)
麗江駅から麗江中心地までの行き方
麗江駅から麗江中心地までは6キロぐらいあるので歩くのは厳しいです。
声かけてくるタクシードライバーが沢山いますが、駅出てすぐの路線バスに乗る方が断然安いです。
路線バスは一律1元(≒17円)なので格安(´▽`)
中心地まで向かうには18番のバスに乗ればOKです!
街中のタクシーはワンメーターで8元(≒136円)でしたが、駅前にいるドライバーにはひとり20元(≒340円)と言われました。
中国は公共交通機関が安いからいいですね。
以上、快適な列車旅でした(´▽`)
麗江はめちゃめちゃ観光地化されていてもはやテーマパークのようですが、それはそれで雰囲気が素晴らしくとても楽しかったです!
麗江観光やグルメについてこちらの記事が参考になれば幸いです!
おまけ。昆明グルメを堪能した移動前の腹ごしらえ
寝台列車で移動前に昨日に引き続き昆明の街をぶらりと歩いて腹ごしらえをしました。
駅や車内でも食事はできますが、街中の方が断然お得!
移動前には十分に腹ごしらえをしておくことをオススメします。
餃子と肉まん
昨日行って気に入った飲茶や。
Googlemap載ってませんが場所は↑このあたりです。
餃子もうめ~~の顔です。
でも私は肉まんのほうがもーっと好きです。
担々麺
そのあと街中方面に歩いていたらやたら美味しそうな店があったので、担々麺食べました。バリ美味かったです。
Googlemap載ってます!
薬味ご自由にコーナー。
私の母の教えは「過ぎたるは及ばざるがごとし(入れすぎるな)」なのでもやしとねぎと高菜をちょっとずつ入れました
美味しい~~~っ(*_*)♡
そぼろも肉肉しくて濃いめの味で混ぜるとちょうといい濃さになるし、ナッツの食感とほんのり鼻に抜ける山椒の香りが良いアクセント~~
山椒苦手な私でも大丈夫です!辛さも山椒もちょうどいい!
汁あり・なしの表記はなかったので汁なし担々麺が基本なのかもしれません。
頼んだのは小椀で、ふたりでシェアしてお腹いっぱいになって8元(≒136円)!
ちなみに大椀だと10元(≒170円)です。誰でもお安くお腹いっぱいになれます。
地元民はマーボーナス定食とかたべてて美味しそうだったな~~
中国はGooglemapによる店のクチコミが見られないので事前調査はできませんが、お昼どきににぎわっている店に入れば確実に美味しくて安いグルメにであえます👐
中国人と日本人は味覚が合うんでしょうね~。
注文は「タンタンメン!」で通じました(´▽`)
生活の記録コーナー
本日のご飯
朝昼→餃子・肉まん・担々麺
夜→昨日も行った中華料理やさんで麺
本日の宿
寝台列車
本日使ったお金
6800円です。(1元≒17円)
宿泊費:0円
食費:1100円
移動費:5700円
くにちゃんのカンボジアで買った偽物ブランドバックパックがヨレヨレでいつ壊れるか心配。
mizuho