リアルタイムは『かくかくしかじか』という漫画を全巻購入しました。
ドラマにもなった『東京タラレバ娘』を書いている作者の伝記的な漫画です。
『東京タラレバ娘』は全くハマらなかったのですが、『かくかくしかじか』は漫喫で一気読みしました。
くすっとするし、ほろっとくるし、とても引き込まれます。
漫画村の件もあり、良いと思った漫画にはケチらずお金を払おうと改心し、勢いで買っちゃいました。クーポン+楽天ポイントで。
その傍ら、みずほさんが風邪を引きました。一難去ってまた一難。
早めのパブロンは効くはずです。
もう飽きてるというか、そもそも興味ないと思うのですが、僕の通院の話の続きです。
この前のお話はこちらです。



ドラえもんに憧れて医者になった主治医
僕の足のカサブタを全て剥がしてくれたのび太先生。
トヨタのCMに声がかかってもおかしくないぐらい大人のび太な外見なのですが、奇しくもスマホケースがドラえもんです。
話は遡ってのび太先生の幼少期。
のび太先生は隣国日本のアニメ『ドラえもん』を目にします。
四次元ポケットから出される様々な道具で、のび太やのび太の友達が抱える問題を解決していくドラえもんの姿にのび太先生は感激します。
幼いのび太先生はドラえもんに憧れ、そんな夢を抱きます。
しかし現実の世界ではドラえもんになることは叶いません。
ではどうしたらいいか?
そんな時、お医者さんという職業を知ります。
様々な技術や知識、薬や機器を駆使して、患者さんを助ける職業です。
そう信じ、その日から昨日の自分よりも知識をつける、技術をつける、立派な医者になるという志と共に、日々自分の限界を塗り替えていきます。
その過程にはいくつもの我慢、苦悩、葛藤がありましたが、決して諦めない心と大志で乗り越え、とうとうお医者さんになります。
そして今、ドラえもんの生みの国”日本”から来た人間の足を治しています。
・・・・・
なんてことを想像しながら3日間診察を受けていました。暇すぎて。
ドラえもん中国で1人の医者生み出した説です。
治療はというと、傷の確認→消毒→点滴の流れです。
翻訳アプリが本当に便利で意思疎通も困らないですし、アプリ以前にコミュニケーションに対して前向きな姿勢があるので助かります。
28日に明日から成都へ行っていいか確認したところ、
とのことでした。一安心。
消毒薬は近くの薬局で買えるらしいです。
とのご指示も頂き、着実に良くなっているんだなと更に安心します。
診察を終え、病室を出て帰ろうとするとのび太先生が走ってやって来ました。
後から色々思い出すタイプみたいです。
飲み薬は2週間分でした。思ったより長い期間をうっかりしていたみたいです。
僕を病院に残し、みずほさんが薬局に行ってくれます。謝謝。
ここでのび太先生が再登場です。
と言われます。
このことに限らないのですが、のび太先生は思いついたことを面倒くさがらずに行動にうつしてくれます。
言葉が通じない、慣習もわからない、まともに歩けない、面倒くさい患者のはずですが、丁寧かつ熱心に対応してくれるし、恐らく処置も適切で、実際に日に日に怪我も回復しています。
怪我のケアはもちろんですが、その対応の真摯さのおかげでかなり安心することができました。
どんな動機で医者になったのかはわかりませんが、僕にとってはドラえもん以上にスーパーな存在ですし、確実に僕はあなたに助けられたし、一生忘れません。
ここに書いても届かないですが、本当にありがとうございます。
何はともあれ無事に消毒薬をゲットでき、のび太先生の確認も済み、病院を後にします。

みずほさんと共に僕の心と体を支えることになるお薬たちです。
行けなかった元陽を紹介させて下さい
昆明で安静が決定したため、当初予定していた元陽には行けなくなりました。
この元陽、かなり楽しみにしてました。
残念極まりないですが、「自業自得」「因果応報」など四字熟語を挙げれば切りがないぐらい自己責任です。
で元陽には何があるの?て話ですが、
辺り一面の棚田です。
人様のインスタグラムを拝借させていただきました。
写真でパッと見ただけだとわかりにくいかもしれないんですが、生で見たら圧巻の景色だと思うんですよね。
米を作るぞ、田んぼを作るぞという飽くなき情熱と圧倒的な技術を感じざる得ないというか。
自然に対して人間が挑戦し続けた執念を感じざる得ないというか。
その場に立ち、想像を膨らませ、その目で見ることにめちゃめちゃ価値があると思っていた場所なので行けずに残念です。
朝昼夕のすべての時間帯で素晴らしい風景を眺望できそうですし、その風景をドローンで俯瞰して撮ったら壮大さが伝わるはずだ!と意気込んでいたのですが、無念です。
ちなみにですが昔から、
フットサルの大会当日に高熱出したり、
BBQ当日に高熱出したり、
キャンプ中に高熱出したり、
悲しいかな、楽しみな時に限って何かあるタイプです。
そんなことが合間ってかヒネくれた性格となりました。プチ自己紹介
予定変えようかなとも思ったのですが、ビザの関係で無理ということになり、中国だから距離的にはまた来ることもやぶさかではないということもあり、今回は元陽を諦めることにしました。
本日のご飯
朝
3日間肉まんとオレンジジュース
日本も国民食のおにぎりを50円ぐらいで売ってくれればいいのにと思います。

昼
26日

卵チャーハン。めちゃめちゃ美味しい。
27日

ジャンクなモノが食べたくなりマック。ポテトがうまい。
でも中国料理の方が良いです。
28日

宮爆鶏丁。鶏肉と野菜とカシューナッツをピリ辛で炒めたもの。
ご飯との相性抜群です。
夜
26日

あっさりした麺、チマキ、餃子。麺より米だということがわかりました。
27日

青椒炒飯、チマキ、餃子。抜群に美味いです。
28日

中華丼、餃子。
この中華丼が美味しすぎて、もっと早くに食べればよかったと後悔。
本日の宿
「昆明傾城国際青年旅舎」です。

ネコがいて、そのネコになぜか好かれるのですが、足ににゃんこしてこないかビビり続ける3日間でした。

いびき野郎がチェックアウトして、歯ぎしり野郎がやってきました。
本日使ったお金
26日
4850円です。(1元≒17円)
医療費と移動費(病院までのタクシー代)は保険で戻ってくるから実質2450円です。
宿泊費:1700円
食費:750円
移動費:500円
医療費:1900円
27日
4750円です。(1元≒17円)
医療費と移動費(病院までのタクシー代)は保険で戻ってくるから実質2600円です。
医療費がなぜ昨日より安くなったのか謎です。
宿泊費:1700円
食費:900円
移動費:500円
医療費:1650円
28日
11450円です。(1元≒17円)
医療費と移動費(病院までのタクシー代)は保険で戻ってくるから実質2650円です。
薬を購入したため医療費が高いです。
宿泊費:1700円
食費:950円
移動費:500円
医療費:8300円
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
kuni