メンタル弱男。旅しなかったらただの無職やで＜Day80＞

 

リアルタイムは中国の西安から張家界という場所に来ました。

武陵源という世界遺産がお目当てです。

 

前々回の記事から書いている足の怪我もほぼ治り、問題なく歩けるようになりました。

歩ける、ただそれだけで幸せです。

連絡くれた方、ありがとうございます。

 

 

 

ちょっと遡って日々の様子と通院について書きます。

 

 

 

足の怪我の話長くね？

 

 

 

本当に痛かったのでもう少し僕のうじうじに付き合って頂ければ幸いです。

 

 

この前のお話はこちらです。

激痛！！カサブタ剥がし！中国で病院へ行く＜Day79①＞ 遡ること１１日前。 僕はラオスでクアンシーの滝の絶景を見たあと、バイクで転び膝と足の甲を怪我しました。 https:...

はじめての点滴。イケメンがくれた松葉杖＜Day79②＞ 足の甲のすり傷にばい菌が入ったため、外出禁止と毎日通院が確定しました。 どっちみち痛すぎてまともに歩けないので外出なんてで...

 

起きるのが怖い

宿のイケメンスタッフが差し出してくれた松葉杖との生活が始まります。

松葉杖がなかったらこれです。

宿のイケメンスタッフ様、本当に謝謝です。

 

 

そして食う、休む、通院、休む、寝るの日々が続きます。

こうして書いてみると実際は休むのただ二文字で僕の日々は過ぎていきます。

 

無職の旅人が旅しなかったらそれはただの無職です。ニートです。

去年の今頃は出張とかそれっぽいことしてましたが、１年後まさか中国の地でひたすら安静にしているとは思ってもいませんでした。

就活していた当時の僕に言ったらおったまげです。

 

何はともあれ夜は明け、そして陽が昇り朝がきます。

 

朝目覚め体を起こすと、かすかな期待を裏切るように足が痛いです。

末っ子故に心配されたい症候群。

みずほさんに痛さを猛烈にアピールします。

長女故にいなすのがうまいです。

 

この日から数日間、毎朝目覚めて、

「良くなっているかな〜」と期待して体を起こし、

「くそいてーじゃん」を繰り返します。

 

そうすると起きることが億劫になってきます。

目覚めてからスマートニュースを無駄に隅々まで読み、うだうだしながら体を起こす日々。

 

風邪引いた時もそうなんですが、早い段階で心が折れるタイプです。

病は気からとは真理だなとつくづく思います。

 

病院に行き、お医者様方に僕の足を見せたときの

やっちゃてるよ〜という表情とざわつき

にも今さら納得です。めっちゃ痛いもん。

 

病院が怖い

今日も昨日に引き続き病院に行きます。

 

「お前、なんで松葉杖ついてユースホステルにおんねん」

 

と（言っているような）欧米の表情が散見されます。

 

ごもっともです。

 

 

ここで問題が発生します。

 

 

 

 

 

病院行くのまじ怖いんですけどー

 

 

 

あのですね、

昨日５つあるカサブタ全部はがされたわけで、それが笑えるぐらい痛かったわけで、実はカサブタはがした後に傷口をちょんちょんといじられていたりもしたわけで、それも汗ダラダラの痛さだったわけで、痛みは恐怖に変わるわけで、恐怖は人を支配するわけで、いま僕は恐怖に支配されているわけです。

 

 

また痛いことされたらどうしよう・・

 

ということでまたしてもみずほさんに僕の心配をぶちまけます。

 

大丈夫だよ〜^^

と励まされます。

 

でも昨日まじ痛くて、今日も・・・

と不安をアピールします。

 

大丈夫だよ〜^^

と励まされます。

 

病院までこの繰り返しが続きます。

 

 

 

結局痛いことは何もありませんでした。

病院では消毒と点滴をしただけ

 

 

大抵の心配は杞憂に終わります。

 

お医者様のお言葉絶対！！！

僕がお医者様から授かった言葉が２つ。

 

keep dry（乾かせ）

don’t touch water（濡らすな）

 

お医者様のお言葉は絶対です。

思召しを忠実に守り、この言葉に縛られる日々が続きます。

 

今やお医者様となった彼ら彼女らは、友人達が飲み会を楽しむ中、友人達が異性交友を楽しむ中、友人達がゲームをする中、友人達がネットサーフィンをする中、友人達がだらだらする中、その一方で勉学に励み、日々知識と技術を身につけて、人の命を救うために、人の傷を癒すために精進してきたのです。

 

 

無職がそんなお医者様から授かった言い付けを守らずして他に何を守るというのか。

 

 

 

要するにお風呂入れないんです。

足の甲を濡らさないお風呂の入り方は考えてもググってもYahoo!知恵袋を見えてもわかりません。

 

辛うじて洗面所で頭と顔は洗えるのですが、それもみずほさんのサポートなしでは厳しいわけです。

身体はウエットティッシュで念入りに拭くだけです。

ちなみに朝昼晩のご飯は全てみずほさんに買ってきてもらっています。

介護状態です。

 

ドローン片手に世界一周とか言っちゃてましたが、松葉杖片手に中国で介護です。

 

時間とお金がもったいないという気持ちと何だかわからない惨めさがいっぱいです。

 

何が言いたいかというと、身体が資本、健康一番ということを痛感しました。

このブログを読んでくれている方も、身体も心も無理しないで健康には気をつけてください！

 

怪我編はあと一記事ぐらい続きます。僕の不幸の続きをのぞいて頂けると少し救われます。

中国の医師の夢と僕の元陽への想い＜Day81-83＞ リアルタイムは『かくかくしかじか』という漫画を全巻購入しました。 ドラマにもなった『東京タラレバ娘』を書いている作者の伝記...

 

本日のご飯

朝

肉まん

タレがめちゃうま

 

昼

麻婆豆腐丼

にんにくと生姜たっぷり

僕たちのパワーフード

 

夜

担担麺

見た目美味しそうじゃないですか？

この見た目よりさらに美味しいです

 

本日の宿

引き続き「昆明傾城国際青年旅舎」です。

 

この共有スペース兼カフェにひたすらいます。

 

今日もとんでもいびき野郎がいました。

みずほさんブチギレです。これが川崎という街に住む民でしょうか。

 

 

本日使ったお金

５０００円です。（１元≒１７円）

医療費と移動費（病院までのタクシー代）は保険で戻ってくるから実質２６５０円です。

 

 

リアルタイムの話になりますが僕の介護疲れからみずほさんが風邪を引きました。

僕の恩返しが始まります。

 

kuni