こんにちはー、くにのりです。
ボリビアのラパスから15時間ほどかけてペルーのクスコにやってきました。
クスコはインカ帝国時代の首都です。
インカ帝国は1200年頃から1533年にスペインのフランシスコ・ピサロによって滅ぼされるまで南米の地に栄えた国家です。
ワンピースで黒ひげの仲間にインペルダウンから脱獄してきた悪政王ピサロってのがいますが、このキャラのモデルはこのフランシスコ・ピサロと言われています。
インカ帝国の支配領域はこちら。
<インカ帝国の拡大 wikipediaより抜粋>
でっかいですね〜。
様々な部族と戦闘を交えながら支配を拡大していったらしいです。
初期は赤い色の部分だけが支配地だったので、拡大の勢いが半端ない。
昔はというか歴史のほとんどの間は、戦って、倒して、国家の領土を拡大するというのが当たり前だったと思うと、現代の平和がレアなんだなと思います。
細かい違いはあるかもしれませんが、イスラム国の在り方が普通だったと思うと、当時の人々が日々神に祈る気持ちもわかります。
インカ文明は文字を持たなかったため記録があまり残っておらず、歴史的な記録としては曖昧な点が多く、神話や伝説として語り継がれているものが多いらしいです。
謎が多いからこそのロマン。
この辺りはメキシコの古代文明と似ています。
文字を持たないながらもとても高度な文明を持っていたと言われていて、中でも特徴的なのは高度な農耕技術と石の加工・建築技術です。
インカ帝国といえばマチュピチュですが、マチュピチュではこの両方の技術のすごさを見ることができます。
僕たちもマチュピチュにはもちろん行くんですが、その前にクスコ近郊でもインカ帝国の遺跡を楽しめるので、まずはそっちを見に行きます。
ただ夜行バス明けで疲れてる&マチュピチュに向けてコンディションを整えたいので、クスコ近郊遺跡を見に行く前にクスコでのんびりしました。
美味しいと評判のペルー料理で身体を労りたいと思います。
本日も最後までお付き合いよろしくお願いします。
(2019年2月16〜17日)
目次
日本人シェフが営むペルー料理レストランへGO
宿でチェックインを済まし、荷物を置いて、とりあえずアルマス広場にやってきました。
かっちょいい教会と手入れが行き届いた庭園のめちゃめちゃ良い感じの広場です。
僕は2回目のクスコなのですが、前回来たときはスマホはあったものの、SNSやアプリがそこまで充実していなかったこともあり、スマホを眺める時間は今よりだいぶ短めでした。
そのため、当時はこのアルマス広場でひたすら小説を読むという過ごし方をしたのですが、今振り返ると良い過ごし方だなと思います。
悪いことだとは全然思わないのですが、今は何かとスマホを見てしまいます。
本もスマホで読みますし、旅の情報もネットがあればスマホで解決です。
ともすればSNSで楽しんでる&幸せアピールをするための旅行になってしまいます。
ネットのおかげで旅も簡単になりましたし、テクノロジーは使ってなんぼ派ですが、スマホを持たない&ネットに繋がらない旅も良いよなぁと思うところがあります。
「スマホを使っているのか、スマホに使われているのかわからなくなっちゃうよね〜」
なんて話をしてたらお目当のお店の開店時間になったので、会話は中断しお店へ。
日本人シェフが営むペルー料理レストランの『Pucara』というお店にやってきました。
メニューはこんな感じです。
お値段はだいぶお高めなのですが、夜行明けはケチらない!という方針をモットー(言い訳)に贅沢します。
スパイシーチキンクリームソース(アヒデガジーナ)と
ロモサルタード
を食べました。
疲れた身体に染みる素晴らしい美味しさでした。
強いて言うならロモサルタードは市場で4分の1程度の値段で食べても充分美味しいので、どうせなら他のメニューを頼んだ方が良いと思いました!
同じくアンティクーチョも屋台で充分に美味しいものを食べられます!
ペルーのローカルレストラン
お昼を食べたあとは宿で今後の日程を考えたり、漫画を読んだりしてました。
夜になったのでご飯を食べに行きます。
クスコは夜に外出しても全然大丈夫な治安です。もちろんスリや置き引き等への注意は必要ですが。
まずはアンティクーチョ(5ソル(約175円))。
牛のハツで、「コラソン(心臓)」と言えば伝わります。
こいつが劇的に美味しいです。
「え〜なんでこんなに美味しいの???」
てぐらい美味しいです。奇跡の中華超え。
僕たちは毎日食べていました。
僕はインカコーラにしか合わせてませんが、確実にビールにも合います。
街を歩けばそこら辺で見つかると思いますが僕たちはこのお店の前にある屋台を愛用していました。
※日曜日はお休みっぽいです。
アンティクーチョに感動したあとはみずほさんがネットで見つけたローカルレストランへ。
安くてボリューミーらしいです。
南米でどんどんガリガリになっていく僕を見てとにかく量を求めてきます。
メニューはこんな感じ。
ん〜よくわかりません。
みずほ情報によると10ソル(約350円)でスープ・メイン・デザートが楽しめるそうなのでそれを2つ頼みました。
▼スープ
パスタが入っているのでこの時点でほぼお腹いっぱい。
▼メイン
味付けがしっかりしていて美味しいです。
ボリビアのただ焼いただけの肉とは段違いでした。
揚げてある方が確か牛肉です。
ライスの他にフライドポテトもあるのでかなりお腹いっぱいになりました。
お腹を押せばそのまま出てきそう。
▼ドリンクとデザート
ドリンクもデザートも不味くもないし美味しくもないやつでした。
ドリンクはチチャモラーダというトウモロコシを使ったペルー特有のものらしいです。
10ソル(約350円)でこのボリュームとこの味なら大満足です。
がしかし、出不精の僕らはこの後、夕食は宿から徒歩30秒の中華で済ませるようになりました。
アルマス広場から見る夜景がとても綺麗です。
市場がお気に入り!サンペドロマーケット
一夜明け2月17日。
今日は市場に行きたいと思います。
ちなみになんでこんなにのんびりしているかというと、マチュピチュまではケチケチ節約ロードで行くからです。
電車を使えば3時間ぐらいで楽チンで行けるのですが、2人で片道1万5千円ぐらいするので、行きはバス7時間&徒歩3時間というコースで行くことにしました。2人で片道2000円ぐらい。
だから身体を休めております。
やってきましたサンペドロ市場。
ローカルっぽい人と観光客っぽい人の両方で賑わっていて良い感じです。
ネットで美味しいという評判があった2つのお店でロモサルタード比べ。
それぞれ一皿7ソル(約250円)です。
最初のお店の方の勝ち!
・味が濃い
・僕が嫌いなトマトの存在感が小さい
・お肉が細くて食べやすい
というのが勝因。
後日、看板なきお店に適当に入ったらそっちの方が5ソル(約175円)と安いし、しかも美味しかったです。
こーゆう雑多な市場は自分の勘に頼るのが良いですね。
結局中華へ行ってしまう
スーパーに行ったり、マチュピチュ行きのチケット買ったりしていたりして気付けば夜に。
時間が過ぎるのはどうしてこうも早いのでしょうか。
とりあえず衝撃的な美味しさだったアンティクーチョへ。
まじで美味いです。
かなり美味いです。
ばり美味いです。
アンティクーチョはこの旅の中で食べたものの中でも
イタリアのピザ&パスタ
中国の中華料理
スペインのパエリア
と並ぶぐらい、かなり上位にくる美味しさ。
そこまでお腹が強くない僕たちでも下したりしなかったので安全性もたぶんも大丈夫です。
アンティクーチョを食べたあと、昨日の10ソルレストランに行くのも良いと思いましたが宿から離れるんですよね。
なんと宿から徒歩30秒のところに中華料理屋がありまして、このブログを読んでくれている方はご存知だと思いますが、僕たちの中華料理愛すごいじゃないですか。
そんな中華料理が図らずも宿の近くにあるということはもうそういうことだろうと。
結局中華を食べました。
言わずもがな美味しいです。
ただボリビア中華の方が好き。
そんな中華をも凌ぐのがアンティクーチョ。
お口に合わなかったら申し訳ないですが、ペルーにお越しの方には強烈にオススメです!!!
明日は違う市場に行ったあとにクスコ近郊の遺跡を巡ります!
生活の情報コーナー
本日のご飯(2日分)
朝→宿
昼→レストランと市場
夜→レストランと中華
本日の宿
▼お部屋
・個室
・清潔
▼お風呂&トイレ
・清潔
・ホットシャワー&水圧OK
▼wifi
・問題なし
▼キッチン
・あり
▼その他
・クスコにしては高い
本日使ったお金(2日分)
9150円です。
(1ソル≒約35円)
宿泊費:4000円
食費:4500円
移動費:500円
雑費:150円
誰か焼肉を奢ってくださる方はいませんか。
kuni