こんにちはー、くにのりです。
実はクスコは2回目です。
マチュピチュも2回目です。
事あるごとに
「前来たときは〜ペチャクチャ」
「前は乾季だったから天気の心配はなくて〜ペチャクチャ」
といった感じに「俺1回来たことあるんで」アピールをみずほさんにはしているのですが、すごくうざがられます。
前回来たのは学生時代だったのですが、友人に全てのプランや手続きを委ねていたので細かい記憶が曖昧です。主体性大切。
2回目なので僕の楽しみはどちらかというとマチュピチュよりもクスコの近郊にあるインカ帝国の遺跡にあります。
前回は時間が取れず周れなかった・・のではなく、友人任せでちゃんと調べていなかったため、クスコの周りにも魅力的な遺跡があることを知りませんでした。情報収集大切。
本日のブログはクスコ近郊の遺跡たちの観光です。
マチュピチュを神戸の夜景とすると、クスコ近郊の遺跡は浦和の夜景ぐらい地味でしたが、それはそれでとても楽しかったです。
本日も最後までお付き合いよろしくお願いします。
(2019年2月18日)
目次
クスコ近郊遺跡の周遊チケットについて
まずはクスコ近郊遺跡巡り用のチケット買いましょう。
クスコ近郊の遺跡を巡るには周遊チケットが必要になります。
![クスコ近郊遺跡 周遊チケット](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8089.jpg)
ほう。周遊チケットには4つの種類があるんですね。
ただこれすごくわかりにくいですね。
わかりやすく表にしてみましょう。
![クスコ 周遊チケット まとめ](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/f79d52130db75d524c2e2020d41dff85.png)
「めっちゃわかりやすい〜」
という声が聞こえてきますね。ありがとうございます。
僕たちが見たいのは1と14と15。
となると周遊チケット1と3をそれぞれ買うより、フルチケットを買う方が安いのでフルチケットを買いました。
で、結局1〜5と14〜15に行きました。
このブログは1〜4を観光した日の話です。
ちなみに全体の位置関係で言うとこんな感じです。
![クスコ 近郊遺跡 周遊チケット](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/719a7c240aa02c319835efa21b6e4348.png)
星が周遊チケット1
ハートが周遊チケット2
緑フラッグが周遊チケット3
です。
チケットはここの遺跡の入場口でも買えますが、クスコの街中で買う場合はこちらで買えます!
![クスコ近郊遺跡 周遊チケット](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8148.jpg)
あとついでですが、この銀行のATMは手数料無料でキャッシングできました。
昨日とは違う市場でお昼ご飯
チケットを買ったところで遺跡に行きましょう!
とはならず、まずはお昼ご飯から。
昨日とは違う市場に行ってみます。
![](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8153.jpg)
サンペドロ市場とは雰囲気が全然違いますね。
![](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8169.jpg)
立地の問題か人が少ないのと、人が少ないからなのか小綺麗です。
こちらの市場はセビーチェ多め。
おばさんと目が合ったのでそのお店に入ります。
![](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8158.jpg)
セビーチェのスープ?出汁?みたいのとナッツが出てきました。
美味しいけど酸味が強いです。
![](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8162.jpg)
スープとチャーハン。
スープは海鮮の風味が強いです。セビーチェを食べていないのにすでに食べたようなお口の中になっています。
チャーハンは味薄め。味濃いめが好きな僕にはイマイチ。
![](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8163.jpg)
お待ちかねのセビーチェ。
とても美味しいです。おまけに量も多くてハッピー。
謎のイモもサツマイモのようで美味しい。
じゃがいも以外のイモを久しぶりに食べた気がします。
ちなみにセビーチェは南米版魚介のマリネです。
さっぱりしていて僕は好き。
お腹を壊さないか心配なところはありますが、僕たちは大丈夫でした。
![](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8165.jpg)
フルーツジュースを飲みたそうな顔をしている人が隣にいたので締めのフルーツジュース。
後日飲んだルクマジュースがめっちゃ美味しかったので、クスコにお越しの際はお試しあれ。
このフルーツジュースはフルーツジュースでした。
昨日行ったサンペドロ市場と今日来たこの市場。
サンペドロ市場の方が好きです。
活気があるし、お店の種類もあるし、宿から近いし、サンペドロ市場になくてこっちの市場にあるものがない気がしました。
![クスコ アンティクーチョ](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8112-320x180.jpg)
タンボマチャイやプカプカラへの行き方
やっとこさ遺跡巡りです。
クスコの街中からローカル交通手段で行く場合、この辺りからバスが出ています。
![クスコ タンボマチャイ バス](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8206.jpg)
Huertoと書いてあるバスに乗ればOKです!
このバスでタンボマチャイ・プカプカラ・ケンコー・サクサイワマン方面へ行けます。
お値段は1人2ソル(約70円)。
僕たちは客引きの声に思わずバンに乗ってしまいましたが1人4ソルでした。
所要時間や乗り心地は変わりませんがバスの方が安いのでオススメです。
帰りや遺跡間の移動も同じバスに乗ればOKです。
ルート的には
バスでタンボマチャイへ
↓
歩いてプカプカラへ
↓
バスでケンコーへ
↓
歩いてサクサイワマンへ
↓
歩いてクスコに帰る
というのが効率的かと思います。
タンボマチャイ
さて、漸く着きました。インカの遺跡。
まず1つ目はタンボマチャイ。
聖なる泉と呼ばれていて、インカの皇帝の沐浴場だったと言われています。
![クスコ近郊遺跡 タンボチャマイ](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5843.jpeg)
![クスコ近郊遺跡 タンボチャマイ](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5845.jpeg)
![クスコ近郊遺跡 タンボチャマイ](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5842.jpeg)
見た目めっちゃ地味〜〜〜
見ただけだと僕たちの感性と知識では「お、すげ〜」とはなりませんでした。
このタンボマチャイのすごいところはタンボマチャイに流れる水の源流がわかっていないことです。
雨季も乾季も一定の水量が保たれているらしいです。
ただ見た目はあまりにも地味なのでサクッと済ませて次に行きましょう。
プカプカラ
次はプカプカラという遺跡です。
先ほどのタンボマチャイから徒歩5分の場所にあるのですが、タンボマチャイで沐浴する皇帝に危険が近づいていないか見張る場所がプカプカラです。
![クスコ近郊遺跡 プカプカラ](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5847.jpeg)
プカプカラは赤い要塞という意味なのですが、石がうっすら赤いです。
当時はもっと赤かったとしたらかなりカッコ良いですね。
見張りをする要塞とだけあって、見晴らしがめちゃめちゃ良かったです。
![クスコ近郊遺跡 プカプカラ](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5852.jpeg)
![クスコ近郊遺跡 プカプカラ](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5850.jpeg)
天気が良ければさらに遠くまで見渡せそう。
ここにインカ帝国の道路網があったと思うとゾクゾクしますね。
ちなみにインカ帝国の道路網は超広大でした。
こんな感じ。
<インカの道路網 wikipedhiaより抜粋>
山岳側(図の青い線)と海側(図の赤い線)の2本あり、できる限り直線にすることで最大限の効率で設計されているらしいです。すげー。
エクアドルのキトからチリのサンティアゴまで続く広大な道路があったにも関わらず、インカ文明では車輪は発明されなかったor使われなかったそう。
なので飛脚や動物を用いて、物資の運搬をしていたらしいのですが、1日に250キロぐらい移動できたそうです。
24時間TVの100キロマラソンとか余裕の踏破力ですね。
皮肉なことに、この効率的な道路網がスペイン軍の侵入を簡単なものにしてしまったそうです。
プカプカラ、とても良かったです。
要塞の形は簡素ですが、赤みがかかった色が独特なのと、ここからの景色が気に入りました。
田畑や木々の緑が濃いのも印象的でした。
ケンコー
バスに乗ってやってきたのはケンコー遺跡。
詳しいことはよくわかっていない遺跡ですが、祭礼場のような感じで、何かの儀式が行われていたとする説が現在のところは有力らしいです。
![クスコ近郊遺跡 ケンコー](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5855.jpeg)
![クスコ近郊遺跡 ケンコー](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5856.jpeg)
特徴的なのは石ではなく、巨大な岩で造られた施設であること。
うん、確かにめっちゃでかい岩でした。
![クスコ近郊遺跡 ケンコー](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5857.jpeg)
儀式感漂う、生贄台のようなものもありました。
感想はここも地味。
特に大きな感動はなかったですが、石組みではないインカの遺跡を見れたので良かったです!
サクサイワマン
ケンコー遺跡から歩くこと15分。サクサイワマン遺跡にやってきました。
道中に
![クスコ近郊遺跡 サクサイワマン](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5864.jpeg)
アルパカちゃんがいました。
可愛すぎて今日イチ感動。
あとは石組みを描いた家がありました。
![クスコ近郊遺跡 サクサイワマン](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5869.jpeg)
ならでは感があってよかったです。
そして今日の目玉のサクサイワマン遺跡。
言いにくい遺跡名ですね。
この遺跡も要塞、宗教施設、行政施設など諸説ありますが、どういう施設だったかはよくわかっていないらしいです。
![クスコ近郊遺跡 サクサイワマン](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5874.jpeg)
![クスコ近郊遺跡 サクサイワマン](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5884.jpeg)
かなり立派な遺跡なので、きっと重要な場所だったんだろうなと僕たちは思いました。
サクサイワマンのすごいところは石組み。
![クスコ近郊遺跡 サクサイワマン](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5875.jpeg)
![クスコ近郊遺跡 サクサイワマン](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5879.jpeg)
こんなに大きい石と石を隙間なく組み合わせるってめちゃめちゃすごくないですか。
そもそもどうやって運んで、どうやって加工したんだろうって感じです。
![クスコ近郊遺跡 サクサイワマン](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5882.jpeg)
![クスコ近郊遺跡 サクサイワマン](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5883.jpeg)
いや〜匠の技です。
現代だったらプロフェッショナルとか情熱大陸に取り上げられているんじゃないでしょうか。
石組みに関してはマチュピチュより全然すごいです。
まー石組みなんで地味っちゃ地味なのですが。
サクサイワマンからはクスコの街並みを一望できます。
![クスコ近郊遺跡 サクサイワマン](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5885.jpeg)
あぁ、青空だったらな・・・と思いました。
サクサイワマンからは徒歩でクスコの街へ。
![](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8170.jpg)
ゆっくり歩きましたが、30分弱で着きました。
クスコ近郊遺跡巡り第一弾(第二弾もあります)、地味でしたが僕たちは大満足でした。
特に印象的だったのはプカプカラとサクサイワマン。
なんとなくですが、インカ帝国の姿をイメージしやすくて、とてもおもしろかったです。
生活の情報コーナー
本日のご飯
朝→宿
昼→市場
おやつ→カフェ
![](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8257.jpg)
みずほバースデイを祝うのにケーキがなかった!
ということで、クスコでケーキを食べました。
節目節目の大切なポイントを忘れないところが僕がナイスガイたる所以でしょうか。
夜→KFC
本日の宿
▼お部屋
・個室
・清潔
▼お風呂&トイレ
・清潔
・ホットシャワー&水圧OK
▼wifi
・問題なし
▼キッチン
・あり
▼その他
・クスコにしては高い
本日使ったお金
12500円です。
(1ソル≒約35円)
宿泊費:2000円
食費:1050円
移動費:350円
観光費:9100円(周遊チケット)
おまけ。クスコ周遊チケットで行ける場所の地図
せっかくなのでクスコ周遊チケットで行ける近郊遺跡の場所をまとめておきます!
周遊チケット1
お値段は70ソル(約2400円)。
有効期限は1日ですが、クスコから日帰りで余裕で行けます。
このチケットで行ける遺跡
▼サクサイワマン遺跡
▼ケンコー遺跡
▼プカプカラ遺跡
▼タンボマチャイ遺跡
周遊チケット2
お値段は70ソル(約2400円)。
有効期限は2日です。
クスコ市街の博物館や美術館とクスコの南にある遺跡です。
距離的に1日で全部行くのは大変そうです。
このチケットで行ける遺跡
▼コリンカンチャ博物館
※太陽の神殿は別!
▼現代美術館
▼歴史博物館
▼大衆芸術博物館
▼インカ・パチャクテックの塔・博物館
▼クスコ民俗アートセンター
▼ティポン遺跡
▼ピキヤクタ遺跡
周遊チケット3
お値段は70ソル(約2400円)。
有効期限は2日です。
クスコの北にある遺跡(インカの聖なる谷)です。
こちらも1日で全部行くのは大変です。
このチケットで行ける遺跡
▼ピサック遺跡
▼オリャンタイタンボ遺跡
▼モライ遺跡
▼チンチェーロ遺跡
この表
![クスコ 周遊チケット まとめ](https://tabitabi1110.com/wp-content/uploads/2019/03/f79d52130db75d524c2e2020d41dff85.png)
めっちゃわかりやすいと思うんですけどいかがでしょうか。
kuni