ボリビア

3日も高熱が下がらない!ウユニで病院に行くの巻<Day368-370>

ウユニ 処方箋

どうもこんにちは、みずほです!

 

戦争や病気の話や映画を見た時も思いますが、残虐な殺人事件の話などを聞いたときも

いま自分が健康に生きてることは奇跡的だし本当に有難いことだな、

と思います。

先日のエチオピアの飛行機が墜落した事故についてもとても悲しい気持ちになりました。ご冥福をお祈りします。

 

当たり前と思われることにも毎日感謝して過ごしたいなと思います。

日本に帰る場所があって日本で働ける(であろう)ことも本当に幸せなことです。。

 

 

さて、368~370日目の2月7~9日はいつもバリバリ健康な私が珍しく熱を出し寝込んでしまいました。

 

ウユニの病院に行ったら良くなったので、病床日記と病院情報について書いていきたいと思います!

 

物凄く不安になりました〜

 

発熱は突然に

少しだけさかのぼります。

2月6日のカラマの朝、特に身体の異常は感じていなかったのですが痰のからむ咳が出ました。

 

みずほ
みずほ
あれ、風邪かな?

 

早めの対処が大事!と思って朝食後はパソコン作業をやめて寝ることにします。

 

くにちゃんは熱が出るまで身体の不調に気が付きませんが、私は早々に気付いて休むので熱が出ることは少ないです。出ても微熱。

日本にいるときは3年に1度しか熱を出しませんでした。

今回も軽く治るだろうなーと思いつつ移動の時間が来たのでバスに乗りウユニへ向かいます!

 

 

カラマから国境までは先日の大雨の影響で途中徒歩で移動する必要がありました。その時にやたら疲れたのでふと思います。

 

結構体調悪いかも。

 

その後の国境越えやウユニまでの道では計ってはいませんが確実に

熱がある。

ことを自覚しました。こんなに風邪の初期症状から発熱までが早かったことは今までなかったのでびっくり。

 

熱があるときの移動ってこんなにつらいんだなーと思い、

くにちゃんのタイでのアユタヤ→スコータイ移動の発熱を思い出し(しかも嘔吐もあった笑)

彼のツラさをここに来て分かってあげることができました。笑

 

そのときの日記です↓

バス
【タイ国内移動】アユタヤからスコータイのバスでリバース!スコータイ観光はゼロ<Day60-62>kuniです。かっこつけてアルファベットです。 みなさんタフガイですか? 僕は違います。年3〜4回、主に季節...

ブログ書いてるとこういうのも振り返れるから良いですねー(^O^)

 

 

ウユニで寝込む

Piedra Blanca Backpackers Hostel

長時間バス移動を終え宿に着き、ドミトリーのベッドで咳き込みながら眠りにつきます。

 

ウユニ塩湖のツアーは星空&日の出ツアーがあるので夜間に部屋の人が少ないことが幸いでした。風邪感を出してるとドミトリーの他の人に申し訳ないですしね(°_°)

 

 

窓から見える青空

そして日付は変わって2月7日。

熱が下がってたら夜中のツアーでも行こうか!なんて昨晩は言ってましたが変わらず38.5度の熱です。

窓の外には綺麗な青空が広がります。

雨季のこの時期は勿論雲が多かったり雨の日も多いので、こんな綺麗な青空は貴重です。めちゃくちゃウユニ塩湖行きたいです。でも行ける身体じゃありません。悲しい悔しい(T_T)

 

症状は咳と熱。ただの風邪だとは思いますが少し不安にもなります。

 

 

たらこパスタ

絶賛高山病にかかっているくにちゃんにお昼ごはんを作ってもらって元気を出します。

高山病でツライ中ありがとう( ;∀;)( ;∀;)

 

風邪をひいたときでも食欲が落ちずニンニク入り坦々つけ麺を食べられる私ですが、今回は食欲があまりなく今の我々にとっての至高な食事「たらこパスタ」ら食べきることができません。

悲しい(T_T)(T_T)

 

 

元気つくようにフルーツとか買ってくるよ!と言って午後はくにちゃんがウユニの町に買い物に行ってくれました。

 

ウユニは小さな町なのでスーパーなどはなく、商店か市場に行くしかありません。

高山病だし標高が高いので空気薄い中歩き回ったようでだいぶ疲れて帰ってきて、でも元気よく

「みずほの好きなモモも買ってきたよー!☆」と。

多大なる優しさに感謝。。それじゃ食べようかな!

 

 

りんご

(えーっと・・これはモモじゃなくてリンゴだよね・・・)

 

 

くにちゃんは誇らしげな顔をしています。

えっと・・でも伝えないのもあれだよね・・

 

 

みずほ
みずほ
大変な中ありがとう!もちろん嬉しいんだけど一応ね、これはモモではなくリンゴだね・・?もちろんリンゴも好きだよ!ありがとね!

 

くに
くに
あれ?これリンゴかー!なかなかフルーツが見つからなくて、赤くて丸くて小さいのがあったからモモかと思った!

 

 

・・いつもモモを選んで買って食べてるのは私だけなので分からなかったようです笑

 

 

西洋スモモ

ちなみにここでモモと呼んでいるのは西洋スモモ、プラムのことです。これ好きなんです。

 

 

モモじゃなかったけどモモだと思ってウキウキで帰ってきた彼のことを想像すると、このリンゴからはモモの味が‥なわけはなくリンゴの味でしたがとても美味しかったです(笑)

 

 

夜はパブロン飲んで早めに寝ました。

ちなみに高山病のくにちゃんは日本で処方してもらった高山病予防薬ダイアモックスを服用開始しました。ちょっと手がしびれるらしいです。

 

 

ウユニの病院に行くことを決意

窓からの青空

発熱3日目。今日も晴れ。朝起きて少しして熱を計ってみます。

 

・・変わらず38.5度。

 

3日も熱が下がらなかったことは‥中学生以降1度もなかった気がするのでさすがに不安になってきます。

ここは南米。ただの風邪じゃなかったらどうしよう。

 

 

グーグルマップ

現在地がこんなところにあるときに体調を崩すなんて・・( ;∀;)

 

蚊に刺されてないよね?と身体に跡がないか探しますが特に見つかりません。

 

「黄熱病 症状」

「マラリア 症状」

「高山病 症状」

「デング熱 症状」

「ジカ熱 症状」

 

などとググっては不安を取り除こうとします。

あー、日本以外で体調崩すってこんなに不安なんだなあ・・。

 

とりあえず朝食を食べましょう。

 

 

朝食

そしてまたググります。

 

「ウユニ 病院」

 

すると何名かの日本人がウユニの病院に行っている記事が出てきました。

皆さん揃って「病院親切で良かった!」「設備綺麗だった!」「症状が良くなった!」と書いていました。

正直南米最貧国の田舎町の病院に行くことが怖くて、汚い針とか刺されたら変な病気にでもなるんじゃない‥?と不安だった私は病院に行ったみなさんの情報に大いに助けられました(T_T)

 

そんな皆さんに背中を押されて私も病院に行くことを決意。

 

病院に行くとなると一番の心配事は「お金」。

ウユニの病院は私たちが加入している東京海上の提携病院一覧には書いてありませんが、とりあえずコールセンターに電話してみることにします。

 

くにちゃんがSkypeで電話をかけてくれました。

 

 

電話のイラスト

電話の結果、

「ウユニの病院はキャッシュレス対応OK」

「通訳&送迎を用意」

と神対応のお答えをいただきました

 

 

東京海上さまさまー!!!

さすがは日本の大手保険会社さまでございます。

入ってて良かった海外旅行保険!

 

 

ということで朝ごはんを食べて少ししたところで現地のガイドをしているF本さんが通訳として車でお迎えにきてくれたので病院へ向かいます。

 

 

ウユニの病院で診察を受ける

ウユニの病院

お世話になるのはこちらの病院「Clínica Las Carmelitas」。

中心地に近くキレイめな建物です。

 

 

↑場所はここ

 

 

パスポートと海外旅行保険の保険証(書類)を持ってやってきました。

まずはパスポートを提出して、診察室に案内されます。

 

診察室には女医さんがいらして、F本さんにスペイン語と日本語を通訳してもらいながら症状を伝えます。

 

診察中は指にぱちっとクリップをはめるのですが、それが血中酸素濃度を測っており

標高が高いことから息が浅くなって85程度の数値を示すので、F本さんに

「ゆっくり呼吸して90を超えるようにしてみて」

と言われその通りにするようにしました。確かにゆっくり呼吸すると92~95まで回復します。

 

ボリビアの病院はすぐ入院させることが多いらしく、血中酸素濃度が低いとその可能性も高くなるのでゆっくり呼吸して90以上になるなら身体的には問題ないはずだからしっかり診察してもらうためにも落ち着いてゆっくり息をしたほうが良いみたいです!

 

 

熱と血圧を測って喉を見て肺の音を聞いたあとに「呼吸器系疾患」という診察結果が出ました。

風邪ですね。

 

 

手書きで処方箋を書いてもらってくにちゃんに院内にある薬局でお薬をもらってきてもらいます。

保険の書類はF本さんにお渡ししました。

全てF本さんが通訳・手続きしてくれたので本当に助かりました・・

 

 

処方箋の内容は注射と飲み薬と喉のシロップ。

ということで注射を打つために別室に移動します。

 

 

ボリビアの注射は「お尻に打つ」というのが定番らしいです。

F本さんからそれを聞いたときに

ズボンを下げて恥ずかしい感じで注射だったらやだな・・痛そうだし・・

と思っていたのですが、実際はほぼでした。

 

ユニクロの下着だと隠れるけどおしゃれめな下着だと隠れないくらいの位置です。我ながら分かりやすい説明だ。

 

あまり痛くないし1本ですぐ終わったので「あ、もう終わった?」くらいの感じでした。

良かったーーー。

 

病院に着いてから30~40分ほどで全て終了。入院なし。お金の支払いは無し。

翌日の朝に経過見せにきてねーとのことでした。

 

お金も言語も何も困ることなく診察を受けられて本当にありがたかった( ;∀;)!!

 

 

帰り道のF本さんの話によると、私は高山病になってなかったから良かったですが

高山病+咳だと高所肺水腫の可能性があり、その場合は命の危険もあるそうです。

 

私が3日熱が下がらなかったのは高地で酸素が薄いことで治りづらかった、だけのようですが

もしウユニというより南米で体調が悪いときは早めの受診をおすすめします!

日本とは全く違う場所なので、ただの風邪ですぐ治るだろうとは思わないほうが良さそうです(*_*)

 

 

 

ウユニ 処方箋

飲み薬の解熱剤と喉用のシロップ。

 

 

Piedra Blanca Backpackers Hostel

宿ではドミトリーからプライベートルームに移動したので、

午後はのんびり寝てました。

起きたときにはものっそい汗をかいて熱が下がってました。注射ってすごい・・(=゚ω゚)ノ

 

これ以降発熱はなかったので解熱剤は1錠も飲んでいません。

 

 

綾鷹

年末にちーちゃんがくれた綾鷹をここで開封しました。

お茶って美味しいーーー( ;∀;)♡

 

 

翌日も大事をとってゆっくり休んで、

完全復活したところでウユニ塩湖のツアーに参加しました。

 

 

私の病気期間中くにちゃんは自分も体調が優れない中、

買い物に走ってくれたりご飯を作ってくれたり保険会社に電話してくれたりして凄く助けてくれました。。

弱ったときに誰かが助けてくれるというのは幸せなことですね。

 

 

次回は絶景☆ウユニ塩湖の様子についてお伝えします!

 

 

生活の情報コーナー

3日間のご飯

朝→宿の朝食

昼→パスタ等

夜→どん兵衛等

3日間の宿

Piedra Blanca Backpackers Hostel

▼お部屋

・ダブルルーム

・清潔

▼お風呂

・清潔

・ホットシャワー&水圧OK

▼wifi

・問題なし

▼キッチン

・問題なし

▼その他

・朝食あり

3日間使ったお金

12500円です。

(1ボリビアーノ≒16円)

宿泊費:9500円

食費:3000円

 

体調不良のときに誰かにそのときどきの症状をめっちゃLINEしておくと

病院にいくときに時間別の症状が分かって便利、ということがわかりました。おすすめです。

今回はほぼ毎日LINEしている友達とのトーク履歴が良いメモになりました(笑)

 

mizuho

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