こんにちは、くにのりです。
3日程前にスロバキア在住の友人とその友人のスロバキア周辺国に住む方々と食事をご一緒させていただいたのですが、いやぁ〜〜〜すごいっすね。
ポーランドやチェコ、スロバキアなどのマイナー言語やロシア語が流暢な人もいれば、留学経験や在住経験もなく英語がビジネスレベルの人もいて、自分の勉強不足と無職であることをとてつもなく実感しました。
とても楽しい時間を過ごせただけではなく、「歳をとっていくからこそコツコツ勉強しなきゃな」と痛感させて頂きました。
知識をつけなかったり、考えることを怠ってしまったら脳が枯れてしまいますからね。
かれてしまうといえばトルコのパムッカレ。
水量不足によりフォトジェニックスポットではなくなってしまったと噂の場所ですが、写真映えはしなくても個人的には十分楽しむことができました。
ということで10月7日のブログです。
最初は移動情報になので必要ない方はとばしてくださいm(_ _)m
目次
セルチュクからデニズリ(パムッカレ)は電車が便利です!
エフェソス遺跡のあるセルチュクから、デニズリ(パムッカレ)までの行き方は3通りあります。
①バス直通
デニズリで乗り換えずに直接パムッカレまで連れていってくれるパターンです。
所要時間は約3時間。
セルチュクのバスターミナルから午前・午後にそれぞれ数本出ています。
料金はうろ覚えで申し訳ありませんが、1人30〜40リラ程度です。
・出発場所:セルチュクのバスターミナル
・到着場所:パムッカレ
パムッカレにバスターミナルはないのですが、近くまで連れていってくれるらしいです。
②バス+バス
デニズリで乗り換えるパターンです。
所要時間は約3時間+約30分。
こちらも料金をうろ覚えで申し訳ありませんが、セルチュクからデニズリへのバスは1人25〜35リラ程度です。
デニズリからパムッカレへのミニバスは片道1人4リラでした。
・出発場所:セルチュクのバスターミナル
パターン①と同じです。
・到着(乗り換え)場所:デニズリのバスターミナル
デニズリのバスターミナルの地下からミニバスに乗って、パムッカレへ向かいます。
・到着場所:パムッカレ
この辺りで降ろされます。
③電車+バス
デニズリまで電車で行って、デニズリからパムッカレまでミニバスで行くパターンです。
所要時間は約3時間半+約30分。
セルチュクからデニズリまでの電車が1人17.5リラ、デニズリからパムッカレへのミニバスはパターン②にも書いた通り片道1人4リラでした。
・・・
ということでバスの方が本数は多いし直通もあるのですが、電車の方が安いし、おまけに快適だろうということで僕たちは電車にしました。
セルチュクからデニズリ(パムッカレ)への電車での移動情報まとめ
出発時刻 → 10:25
到着時刻 → 13:40
値段 → 1人17.5リラ
チケット購入:当日に駅で購入
※クレジットカード払い可
セルチュク駅とデニズリ駅
・セルチュク駅
セルチュクのバスターミナルから徒歩5〜10分程度のところにあります。
・デニズリ駅
デニズリのバスターミナルの斜め前にあります。
バスターミナルまでは徒歩5分程度です。
セルチュクからデニズリへの時刻表
真ん中の欄になります。所要時間は約3時間半で、セルチュクの出発時間は以下の通りです。
09:10発、10:25発、
12:50発、15:01発、
16:53発、17:56発、
19:42発、20:50発。
デニズリのバスターミナルとパムッカレのバスの乗り降り場
・デニズリのバスターミナル
・パムッカレのバスの乗り降り場
実際の移動の様子
まず駅からして安心できます。
そして電車。1人17.5リラ(約350円)とは思えないクオリティです。
こちらのポテトチップスがめちゃめちゃ美味しかったです。
個人的にはスペインで食べたプリングルスのパプリカ味と肩を並べる衝撃でした。
みずほさんがブログで見かけて心に残っていたらしく、乗車前に猛ダッシュで買いに行ってました。さすがです。
最強の旅のお供でした。
快適な電車旅で、体感的にはあっという間にデニズリ駅に到着。
デニズリ駅から徒歩5分ぐらいでバスターミナルに着きました。
良い感じの動線。さすがトルコ。
デニズリのバスターミナルも豪華です。
今日の夜行バスでデニズリからギョレメに移動予定なので、荷物をバス会社に預けてパムッカレへレッツラゴーノスケです。
パムッカレ行きのミニバスはバスターミナルの地下から出ています。
1人4リラ払っていざパムッカレです!
絶景ではないけどなんか楽しいパムッカレ
ということでパムッカレに着きました。
まずはこれです。
麻婆豆腐。
美味しい日本食を食べられることで有名なレストランのラム子の食堂が定休日だったため、デニズリからのミニバスが止まったところの目の前にあるAsian Kitchen & Coffeeで食事をしました。
この旅を始めて思い知ったことはどんな場所でも中華料理は外れないこと。僕たちはそんな中華料理の虜になってしまったこと。
このお店の麻婆豆腐も例に漏れずとても美味しく、ご飯をお代わりしてしまいました。
ちょっとだけ麻婆豆腐を食べてはご飯を大量に口に流し込むという作業に大きな幸福感を覚えました。
ありがとう中華料理。フォーエバー麻婆豆腐。
前置きが長くなって申し訳ありませんが、ようやく本日のメインの世界遺産パムッカレです。
パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。綿とあるのは昔からこのあたりが良質の綿花の一大生産地であることによる。
二酸化炭素を含む弱酸性の雨水が台地を作っている石灰岩中に浸透し、炭酸カルシウムを溶かした地下水となる。その地下水が地熱で温められて地表に湧き出て温泉となり、その温水中から炭酸カルシウム(石灰)が沈殿して、純白の棚田のような景観を作り出したものである。 〜wikipediaより引用〜
ざっくりいうと石灰でできた白い棚田です。
ぼちぼち歩いてると早速白い塊が見えてきました。
「あれ、なんかきたねぇ」
というのが最初の感想でした。
入場口からの景色はこんな↓感じです。
お金持っているぜ層のためにプール完備です。
仮に僕たちがお金持っていてもわざわざここでは入らないと思います。
そこそこ高い1人50リラ(約950円)という入場料を払ってパムッカレにイン。
「思ってたより楽しい」というのが入場後の感想です。
単純に白い塊がすごいです。でかくて特徴的なものというわかりやすいものに惹かれがちなので余裕で楽しいです。
さらには石灰の上を緩やかに少量の温泉が流れていて、それがとても気持ちいいです。
不思議な光景による胸の高鳴りと多すぎる観光客へのストレスがせめぎ合いながら足を進めます。
水量不足との噂を聞いてましたが、「思ってたより涸れてなくない?」と思いました。
悪い噂に耳をすませながら、何一つ楽しいことはないぐらいの期待感で来たのでがっかりしようがないのです。
0からの加点式でパムッカレを観光しているので、楽しさは増す一方です。
と思ってたら、ちゃんと涸れてました。
この石灰棚に水が溜まっていたら、空を反射し青く輝き、とても幻想的で美しい景色を拝めると思うのですが、水ゼロです。
こういう場合、たぶん中国は人工的に水足してるんでしょうね。
しかし、僕たちは涸れているということを確認できて逆にテンション上がりました。
「なるほど〜これは涸れてるね〜」と納得の水量不足です。
石灰棚を登りきるとヒエラポリスというローマ帝国の遺跡があります。
ローマ関連の遺跡は昨日のエフェソスでお腹いっぱいなので軽めに見てお終いにしました。
ローマといえばの闘技場(大劇場?)もありました。
しかしそこまで歩いていく気力と体力がなく、遠目に眺めただけで引き返しました。
全てに全力では身も心も持たないタイプです。
足だけちゃぷちゃぷして楽しみながら帰ります。
賛否両論あるパムッカレですが、水量不足はその通りだと思うし、石灰棚に水が溜まればより絶景かとは思いますが、これはこれで十分楽しかったです。
トルコはいつかまた来ようと思うのですが、次は東側や北側をゆっくり見てみたいなと思っていたので、この機会にパムッカレを観光することができてよかったです。
そしてそして。
喉も体もカラカラにした後のコーラ。
ぐびぐびぐび〜っと飲んで、ぐぇぇぇっとゲップするまでがセットです。最高。
いつも通りめちゃめちゃ美味しかったです。
この日の夜に夜行バスに乗ってカッパドキアへ向かいました。
次のブログからカッパドキアです。
生活の情報コーナー
本日のご飯
朝→宿
昼→麻婆豆腐
夜→ピデ
夕食はデニズリのバスターミナルの中のwifiが使えるこちらのお店でとりました。
本日の宿
夜行バス
本日使ったお金
7750円です。
(1リラ≒20円)
宿泊費:0円
食費:1430円
移動費:4420円
観光費:1900円
今週末からいよいよヨーロッパ最後の国となるアイスランドです。
計画段階で出費にビビってますが、ケチケチしすぎずに楽しんで来ようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
kuni