こんにちは、くにのりです。
クライマックスシリーズ、巨人負けましたね。しかも3連敗。
予想が外れて悲しい。ちなみに巨人自体は全然好きじゃないです。
ドラフトが楽しみです。
本日のブログは226日目の9月18日のお話です。
モンテネグロのコトルからアルバニアのシュコドラへ移動して、そのまま観光してきました!
アルバニアはここ
モンテネグロ・コトルからアルバニア・シュコドラの移動はこんな感じ
コトルからシュコドラへバスで移動
移動情報まとめ
コトルからシュコドラ(シュコダル?)までの移動はざっとこんな感じ↓です。
チケット購入場所|コトルのバスターミナル
料金|1人17ユーロ(クレジットカード支払い可)
時刻表|6:40、8:00、10:40
所要時間|4時間
乗車場所|コトルのバスターミナル
降車場所|シュコドラの中心部
◾️乗車場所
コトルのバスターミナル
中心部から近いので便利です。
ATMがあるのでお金も引き出せました。
◾️降車場所
シュコドラの中心部
アルバニア全体で言えることですが、バスターミナルなるものは存在しません。
路上で止まることが多いので厄介ですが、道端の人たちに聞くと一生懸命教えてくれるのでなんとかなります。
実際の移動の様子
僕たちは前日のケンカ勃発前にコトルのバスターミナルでチケットを購入しました。
この時は仲良かったのですが。。
コトルのバスターミナルから出るバスの時刻表一覧がありました。
こういうのわかりやすくて素晴らしいです。
朝しっかり起きてバスに乗車。
清潔だしエアコンもあるし、しっかりしたバスで安心しました。
モンテネグロ辺りからは一般的にイメージする”ヨーロッパ”じゃなくなってくるので毎回ドキドキを楽しめます。
これも旅の醍醐味な気もしますが、環境は快適な方が嬉しい派なのでヨーロッパ大好きです。
海岸沿いのリゾート地ブドヴァや首都ポドゴリツァを経由しました。
上の写真はモンテネグロの首都ポドゴリツァ。
首都とは思えぬ何もなさ。
僕の地元URAWAの圧勝です。浦和はもはや東京と言っても差支えないですからね。
ぱっと見ですが何もないなということをバスの中から楽しめたので満足。
モンテネグロのイミグレへ。
モンテネグロの出国ではパスポートを集められてまとめてスタンプを押してくれました。
イージーな出国です。
そしてアルバニアの入国は完全スルー。
荷物チェックもなければパスポートチェックすらありません。スタンプも押されません。
「出国のとき大丈夫なのか???」
という不安を抱きましたが杞憂に終わりました。
アルバニアという国はアウトローなのですがここで垣間見ることができました。
国境沿いの湖と数匹のヤギを眺めてバスは走ります。
ヤギが出てくる辺り都会を離れたことを感じます。
割とクネクネ道だったので乗り物酔いする方は気をつけた方がベターかもしれないです。
約4時間でシュコドラに到着。
アルバニアは東南アジアみたいという評判を聞いていたので戦々恐々としてたのですが、最初に見たアルバニアの景色は欧米でした。
と思ったらモスク。
オスマン帝国(今のトルコ)が支配していた地域なので、アルバニアはイスラム教が主流です。お酒とか飲むのでなんちゃってな感じも強いらしいですが。
無学な僕たちはちょっと前までヨーロッパ=キリスト教だと思ってましたすみません。
モスクを見ると今までいたヨーロッパとは異なるヨーロッパに来たことを実感できて楽しくなりました。
アジアといっても日本・中国・インドと多種多様なようにヨーロッパもいろいろです。
様々なものを1つのカテゴリーに括ると同質に思えてしまいますが、個々の要素を見ると全く違うので括りってなんだろうなと思います。まぁ役に立つから括るんだと思いますが。
宿でチェックインをして荷物を置いて、ご飯を食べてシュコドラのお目当てロザファ城へ向かいます。
ロザファ城観光!ドローンも飛ばしてみました
宿で自転車を2ユーロで1台借りて目的地に向かいます。
ロザファ城までは約4キロ。
一見スムーズに漕いでるかのように見えますが、みずほさんの足の長さが足りないので足を着いて止まることができません。
僕は余裕で足着いたので、僕の方が足が長いことが証明されました。
ヨーロッパを周っていて思ったのですが、大人より子供の方が足が長いことが多いです。これも進化の一つなんですかね。みずほさんの妹も足長いですし。
最初に見たヨーロッパはどこへ。街並みがアジアっぽくなりました。
治安が悪かったり汚かったりするわけではなく、生活感が滲み出ている感じです。
アジアっぽいと思って見るのでアジアっぽいところを探してしまい、結果的にアジアっぽく見えてくる現象です。
1時間ほどで到着。
かなり暑かったのでコーラを摂取。
うますぎてビビります。
身体中にコーラが染み渡り疲労が一気に取れました。
チケットを買って入場。
1人200LEK(約200円)というお手頃価格。
ありがとうアルバニア。
入り口が良い雰囲気です。
ロザファ城の中で最も保存状態が良い場所だと思います。
ロザファ城の中へ。
そこそこ広いです。
石のお城があったことは感じられるのですが、細かく見れるほどの保存状態ではないです。
それで全然十分ですし、廃墟感があって楽しいし、このぐらいの保存状態がリアルな感じがして好きです。
かつては人が住み、戦いを繰り返した場所に今では無職の日本人カップルが来てると思うと不思議な気持ちになります。
最初にこの辺りに人(イリュリア人)が住んだのは紀元前になるそうです。
ローマ帝国の支配下になり、ローマ帝国が東西に分裂する時代に東ローマ帝国によって築城されたとか。なので1000〜1500年前に作られたんですかね。
そしてヴェネチアの支配となり、1500年頃にはオスマン帝国に支配されます。
1900年頃にはモンテネグロに占領され、一時期はオーストリア=ハンガリー帝国の一部になったようです。
情報が少ないので詳しいことはわかりませんが、
かなり昔からあっていろんな国に支配されたようです。
ウェディングフォト撮っている人もいました。
コテコテのキラキラスポットではなくこの場所で取るのがなんだか好きです。微笑ましい。
ちなみに僕はインスタ映えという言葉が嫌いなのですが、世界一周においてはインスタ映えっぽい写真を撮ろうとしてる自分がいまして、自己矛盾に苦しみを感じております。
ロザファ城の良いところはここから見える景色。
めちゃんこ綺麗。
川自体も透明度が高く綺麗ですし、川が分かれていく形が見えるのも楽しいです。
川に囲まれた険しい丘の上で、天然の要塞であることがよくわかります。難攻不落という言葉がぴったりです。
てことでドローンも飛ばして見ました。
みずほさんがドローン飛ばしてる僕を撮ってくれました。
脇締まりすぎてかっちょ悪いですね。
おまけ。アルバニアという国について
双頭の鷲という紋章が印象的なアルバニアの国旗。
みずほさんはダサい中学生が好きな服みたいと2つの対象を同時にディスってました。
アルバニアはヨーロッパの中で最も残念な国と言われていたりします。
①第二次世界大戦後、アルバニアは社会主義国家となる
②バルカン半島にあった社会主義国家のユーゴスラヴィアと断交
③社会主義の代表格ソ連と仲良くするのかと思うと批判し激しく対立
④ソ連と対立していた中国に接近したかと思うと中国も批判し対立
⑤批判しすぎて孤立した結果、鎖国して宗教も禁止
⑥1990年頃に鎖国を辞める
⑦と思ったら1997年に国民の3分の1が財産を失う
⑧理由はネズミ講の破綻
⑨政権が転覆
⑩理由は詐欺まがいの商売から国民を守れなかった政府が悪いとして暴動(国民の逆ギレ)
要は批判ばかりしていたら孤立して、孤立したから情報や知識を民衆が十分に取り込めず、詐欺まがいの商売にのめり込み、最終的にどぼーん。。という感じです。
批判するということは何らかの信念があってのことですが、当時のアルバニアの指導者はレーニンの唱えた社会主義のみを順守するというお方だったので、その行きすぎた信念が時代にそぐわなかったようです。
とまぁ日本人の感覚からするとそんな国あるんだぁという感じですが、旅で関わる濃度のコミュニケーションでアルバニア人の方に特殊性を感じることはありませんでした。
と言えればよかったのですが、アジア人だからか、それとも僕たちだからなのか、主にちびっこや学生がめちゃめちゃからかってきます。
「へ、低知能め。」
と心の中で罵ることで精神状態を安定させてましたが、歴史から取り残されたデメリットは今もなお残っているのかなと思います。
とはいえ良い人もたくさんいたので、ギャップに一喜一憂していました。
生活の記録コーナー
本日のご飯
朝→クロワッサン・バナナ・ヨーグルト
昼→宿スタッフおすすめのアルバニア料理レストラン
野菜をチーズで包んで焼いたものやキッシュのようなもの
ラザニアのようなもの
どちらも食べたことあるようなないような味でローカル感を味わえました。
美味しかったです。
夜→シーフドレストラン
美味しそうだったので奮発。
シーフードリゾット
イカのグリル
海が面しているからか、どちらもシーフードの味が濃いような気がして、とても美味しかったです。
本日の宿
一般的なホステルでしたが、カーテンもあるし居心地は悪くなかったです。
ただ同部屋のインド人がウザかったです。
本日使ったお金
10300円です。(1ユーロ≒130円、1レク≒1円)
宿泊費:2100円
食費:3000円
移動費:4800円
観光費:400円
全みずほさんの友達に伝えたいのですが、怒るとまじで怖いです。
何が怖いって顔が怖いです。
どうか僕の味方になってくれればと思います。
kuni