こんにちは、くにのりです。
リアルタイムはロシアのサンクトペテルブルクにいます。
英語読みだとセイントピーターズバーク。
日本語と英語で読み方違いすぎだろうシリーズですね。
日本はわりとその国の発音に忠実なところがあるので、日本語読みだと英語では全く通じないことがあります。
わかりやすい例だとギリシャとかトルコとかですね。
英語だとグリースとターキーですからね。
ま、こっちはいいんです。こっちは。
その国を尊重している感じがするし。
僕的に問題なのは中国の都市。
例えば北京。これ日本語だとペキンじゃないですか。
英語だとベイジン。中国語でもベイジン。
こういうのはアカン。ただ困るだけ。
なぜ日本語としてのオリジナリティを追求したのか。
以上ボヤキでした。
今日は2019年の3月9日〜10日についてです。
日本にいたら流れる季節の真ん中でふと日の長さを感じたかもしれませんが、エクアドルでもコロンビアでも特に感じませんでした。
本日も最後までお付き合いよろしくお願いします。
目次
エクアドルからコロンビアへ陸路国境越え
本日のルートをご紹介します。
まーめんどくさいです。
エクアドル・キト
↓バス・約6時間
エクアドル・トゥルカン
↓タクシー・約15分
エクアドルとコロンビアの国境
↓タクシー・約10分
コロンビア・イピアレス(ちょっと観光)
↓バス・約10時間(夜行)
コロンビア・カリ
↓ミニバン・約3時間
コロンビア・アルメニア
↓ミニバス・約1時間
コロンビア・サレント
という感じでございます。
仮にマイカーで行くとすると、、
17時間かかるらしいです。
914キロ。
あ〜憂鬱。
疲れること間違いないじゃないですかこんなの。
この旅を始めた当初は移動=休憩ぐらいのノリで考えていたんですけど、それは間違ってました。
移動=休憩で捉えていいのは僕たちが行った国だとトルコぐらい。
あそこのバスは快適。道路の整備状況も良いし、基本直線。
ウクライナとスロバキアの寝台列車も快適でしたね。
ですがここは南米。
杞憂かもしれないんですけど、常に気を張っているんですよね。
僕たちの場合、危ないと思ったことや治安悪そうだなと感じた場所すらないのに、なんか緊張感高めです。
地理的な距離やイメージの問題なんですかね。
あと山脈が多いんで、クネクネ道ばかりで疲れるんですよね。
逆によくこんな場所に道路とか街とか作ったなと思います。
地理的条件が違えば南米の先住民がヨーロッパを征していたんじゃないかとすら思います。
てな感じで移動情報を交えつつお送りしたいと思います。
エクアドルのキトからコロンビアのイピアレスへ
キトからイピアレスへ行くには
エクアドル・キト
↓バス・約6時間
エクアドル・トゥルカン
↓タクシー・約15分
エクアドルとコロンビアの国境
↓タクシー・約10分
コロンビア・イピアレス
というルートがおそらく一般的です。
この区間の懸念は
「タクシーボラれないかなぁ」
です。
大した話ではないのでさっさと移動しましょう。
キトからトゥルカン
まずはトゥルカン行きの便が出ているバスターミナルへ。
▼Terminal Terrestre de Carcelén
利用するバス会社はVELOTAX社。
バスターミナルに着いて「イピアレス!!!」と言っていたら、おそらくスタッフであろうおにいちゃんがチケットオフィスまで案内してくれました。優しい。
バスの料金は1人約6.5ドル(約700円)。
キトからトゥルカンのバスの時刻表はこんな感じです。
朝から晩まで頻発しています。
10時10分。いざバスに乗りトゥルカンへ。
バス車内は
・wifiなし
・トイレなし
・座席普通
という感じ。
途中クネクネ道があったのでみずほさんはバス酔いしてました。
あの人は気分が悪くなると顔が怖くなるので僕はビビります。
15時20分。トゥルカンのこちらに到着。
エクアドル・コロンビア陸路国境越え
トゥルカンのバスターミナルに着いたらタクシーがわんさかいるので、そいつに乗って国境に向かいます。
「ボーダー」と言ってたら余裕で通じました。
「あー値段交渉とかめんどくさいなぁ」
「スペイン語だしなぁ」
と思っていたら、3.5ドル(約400円)で乗れました。
国境までは約20分。
5ドルとか10ドルとか言われると思っていたので、最初に3.5ドルとか言われちゃうと「あ、それでいいです〜ご親切にありがとうございます〜」となっちゃいます。
ひとまず簡単に乗れてよかったです。
15時40分。無事国境に着き、イミグレのオフィスへ。
びっくりしたのはベネズエラ人が大勢いたこと。ベネズエラからエクアドルに移ってきたんでしょうか。
ほぼ内戦状態、インフラは機能しておらず水や電気の供給が危機etc
って相当やばい状況ですもんね。
ベネズエラが再び平穏を取り戻すことはもちろん、隣国に影響が波及しないことを祈るばかりです。
日本って立地でかなり得してるよね〜なんて会話をしながら、
無事に国境を超えました。
「写真撮っても大丈夫?」って躊躇いもなく人殺しそうな見た目の国境警察の人に聞いたらめちゃめちゃファニーに返事してくれてなごみました。
コロンビアのイミグレで入国検査を済ませ入国完了!
47カ国目でございます〜パチパチパチパチ〜!
プチ情報としては検査官はラルクアンシエルのファンらしいです。
国境からはまたタクシーに乗ってイピアレスのバスターミナルへ。
この区間も10000ペソ(約350円)で行けました。
タクシー乗るからコロンビアペソを持っておいた方がベター!
そう思って国境で少しだけ両替しておいてよかったです。
以上エクアドルからコロンビアへの国境越えでした。
特にトラブルもなく、難しいこともなく、無事に済んでよかったです!
イピアレスをちょっと観光。ラス・ラハス教会へ
イピアレスに着いた現在時刻17時。
イピアレスにはラス・ラハス教会というコロンビアで有名な教会があります。
二つ名は世界一美しい教会。
イピアレスからの夜行バスは21時発。
あ〜4時間あるので行けちゃいますね。
でもめんどくさいなぁ。雨降りそうだしなぁ。夜行バスだから濡れたくないなぁ。写真で見た時点で世界一美しいわけではないことはわかりきってるしなぁ。でも見に行かないともったいな気もするしなぁ。見に行かなかったところでバスターミナルで何するのって感じだしなぁ。でもめんどくさいなぁ。
結局行きました。
感想はまぁまぁ。
イピアレスの観光の目玉はこの教会なのですが、この教会のためにイピアレスに来るかと言われればノーです。
ただエクアドルーコロンビア間を陸路で国境越えする場合、イピアレスは通ることになるので、そのついでに見にくる感じだとすこぶるちょうど良いです。
世界一美しいわけではないけれど、確かに綺麗ではあるし。
移動の日は移動というマインドになっているんで、そこに観光という要素を組み込むのが苦手ということに世界一周398日目にして気付きました。
メリハリ大切!
一応ラス・ラハス教会の行き方を残しておきます。
ラス・ラハス教会の行き方
というわけでラス・ラハス教会の行き方は超簡単です。
イピアレスのバスターミナルからタクシーが出ているので、それに乗ればOK。
降りた場所からラス・ラハス教会までは、歩いて行きは10分、帰りは15分ぐらいです。
帰りは上り坂になるのでそこそこしんどかったです。
帰りについては、タクシーを降りた場所に行けば、イピアレスのバスターミナルに戻るタクシーがいるので、それに乗ればOK。
行きも帰りも料金は10000ペソ(約350円)。(2019年3月現在)
▼イピアレスのバスターミナル
イピアレスのバスターミナルは荷物預かりがあります。
荷物の大きさに関わらず1つ2500ペソ(約90円)。
預かり時間は21時まででした!
イピアレスからサレントへ
ただいまイピアレスのバスターミナル。
ぐちぐち言ってましたが、ラス・ラハス教会行ってよかったです。
見れるものは見ておいた方がいいですからね。
ここからの道のりはこんな感じ。
イピアレス
↓バス・約10時間(夜行)
カリ
↓ミニバン・約3時間
アルメニア
↓ミニバス・約1時間
サレント
懸念はそうですね
「コロンビアは週末になると長距離バスを狙った強盗が出る」
という噂ですかね。
え、うそ〜って思いますよね。こわって。
副業が強盗って。働き方改革ですか?って。
しかも今日は土曜の夜。This is 週末です。
まぁ聞いたところによるとこの噂は10年ぐらい前はわりとリアルだったらしいんですが、現在はそんなことはないらしいです。
こっちの話を信じましょう。
イピアレスからカリまで
イピアレスからカリまでは夜行バスです。
イピアレスに泊まってもよかったんですが、快適そうな宿が見つからなかったのでじゃあ移動しちゃおうということになりました。
夜行バスのチケットは公式サイトで事前購入。
バス会社はBolivariano社。
料金は1人63000ペソ(約2400円)。
バス会社を横断的に調べたい場合はこちらのサイトが便利です。
バスターミナルのカウンターでスマホに保存しておいたeチケットを見せたら紙のチケットと交換してくれました。
なのでeチケットの印刷は必要ありませんでした。
eチケットを印刷しろっていう国もあるんですが、それってeチケットの意味ないと思うので、コロンビアは好きになりました。
バスはこんな感じ。
強盗怖いな〜と思っていましたがうっかり一番前の席を予約してしまいました。
強盗が来たら運転手の次にやられるのは我々か。
と思い、とりあえず強盗が来たらすぐにあげるものセットを準備しておきました。
座席はというと広めで快適でした。
と言いたいところなのですが、バス車内がアイスランドぐらい極寒でした。
外が暑くてもがっつり着込んだ方がいいですねこの寒さは。
予定通り21時に出発し、翌朝7時に無事カリに着きました。
強盗でなくてよかったです。
▼カリのバスターミナル
カリからアルメニアまで
お次はアルメニアまで移動です。
現在朝7時。
みずほさんはというと疲れてますね。顔が怖いからこれはかなり疲れてますね。
丸くなった僕はみずほさんをバスターミナル内のダンキンドーナツへと誘い、
「好きなもの買って飲んでいいよ。俺はアルメニアまでのチケット買ってくるわ。」
というナイスガイ以外の何ものでもない言葉を言い残し、颯爽と次のバスチケットを買いに行きました。
カリからアルメニアまでもBolivariano社。
道中話したコロンビア人がベストバスカンパニーインコロンビアと言っていたのでもうここ以外は考えられません。
料金は1人23000ペソ(約850円)。
僕たちは8時発のバスにしました。
時刻表は先ほど紹介したサイトで調べられます。
ダンキンドーナツへクールに戻り、ドーナツとコーヒーで朝食を済ませてバス乗り場へ。
コロンビアのコーヒーはコーヒーがあまり好きじゃない僕でも美味しく飲めました。
バスと思っていたらミニバンでした。
清潔だし座席も広めなので全然問題なかったです。
ひたすら寝続けて、12時頃にアルメニアに到着。
▼アルメニアのバスターミナル
アルメニアからサレントまで
あと少し。あと少しで目的地のサレントです。
サレントについては次のブログでみずほさんがわかりやすく&おもしろく説明してくれることでしょう。
「サレント行きたい!」と3人ぐらいに聞いたら着いた場所から最も離れた場所に乗り場がありました。
料金は1人4700ペソ(約180円)。
頻発しています。
約1時間でサレントに到着。
サレント内では「ここで降りたい」と言えば降ろしてくれました。
は〜やっと着きました。サレント。
ここまで長かった。疲れた。
宿に着いたら宿のおばちゃんがコーヒーくれました。
ありがたい。
明日からはサレントのんびりdaysです。
エクアドルのキトからコロンビアのサレントへの移動まとめ
最後に移動情報をまとめておきます!
同じ区間を移動する人がいれば、参考になると幸いです!
▼料金・バス会社・チケット購入
キト
↓ 1人6.5ドル
↓ VEROTAX社@バスターミナル(当日購入)
トゥルカン
↓ 3.5ドル
↓ タクシー@バスターミナル
国境
↓ 10000ペソ
↓ タクシー@国境付近
イピアレス
↓ 1人63000ペソ
↓ Bolivariano@ネット(事前購入)
カリ
↓ 1人23000ペソ
↓ Bolivariano@バスターミナル(当日購入)
アルメニア
↓ 1人4700ペソ
↓ ALCALA社@バスターミナル(当日購入)
サレント
▼バスターミナルの場所
・キト
・トゥルカン
・イピアレス
・カリ
・アルメニア
・サレント
終点は中央広場。
宿がもうちょい手前なので、リクエストしたその場所で降ろしてくれました。
▼時刻表
・キト〜トゥルカン
・イピアレス〜カリ
・カリ〜アルメニア
以下の2つのサイトが便利でした。
・アルメニア〜サレント
頻発
生活の情報コーナー
本日のご飯
朝→宿・ダンキンドーナツ
昼→なし・食堂
夜→バスターミナル・自炊
本日の宿
サレントの中ではちょっと高いけどとてもよかったです!
▼お部屋
・個室
・清潔
▼お風呂&トイレ
・ホットシャワー&水圧◯
・清潔
▼wifi
・速い
▼キッチン
・あり(電子レンジはなし)
▼その他
・中庭でのんびりしているとおばちゃんがコーヒーをくれる
本日使ったお金(2日間合計)
14050円です。
(1ドル≒約110円)
(1ペソ≒約0.037円)
宿泊費:2750円
食費:1500円
移動費:9800円
プロ野球が開幕したから忙しくなってきました。
kuni