カンボジア

プノンペンのジェノサイドミュージアムで人間の怖さを感じる<Day38>

 

こんにちは、みずほです。

ドミトリー泊まってて思うのですが、皆さん朝起きるの遅すぎない?ということ。

 

カンボジアとタイは夜遊びしたりするからなのかなー

部屋の電気点けるタイミングが私にはまだ分かりません。

 

プノンペン観光!セントラルマーケットで物欲に負ける

プノンペンの大きな市場、セントラルマーケットに行きました!

地元民もよく使うらしいので、プノンペンの台所的な感じらしいです。

 

プノンペンのセントラルマーケット プノンペンのセントラルマーケット

 

何でもあります。

宝石類のジュエリーから、小物、シャンプー等の日用品、服、靴、食べ物・・

 

プノンペンのセントラルマーケット プノンペンのセントラルマーケット プノンペンのセントラルマーケット プノンペンのセントラルマーケット

 

食べ物ゾーンはちょっとくさかった(‘ω’)

私はショートパンツ(2ドル)、くにちゃんはTシャツ(1.5ドル)を購入!

値切りに値切った。安くて嬉しい!

 

プノンペンをぶらぶら街歩き。暑すぎる

街を歩いていたら、シェムリアップでもバッタンバンでも見かけなかった大好きなスターバックスさんがありました。首都は違うな~

 

プノンペンのスターバックス プノンペンのスターバックス

 

格差を感じる一枚。

プノンペンの街並み

 

プノンペンもあと10年くらいしたらバンコクのようになるのかなー

 

 

あまりに暑かったのでカフェで休憩。

 

プノンペンのカフェ

 

いつも可愛いドリンクは私の方に店員さんが提供しますが、可愛いドリンク頼んでいるのは100%くにちゃんです。

 

居酒屋行っても私:ハイボール、くに:コーラかコークハイかカルピスサワー

そんな私たちであります。

 

 

カンボジアでところどころで見かけるこれは、バイク用に売っているガソリンです。

 

カンボジアで見かけるガソリン

 

最初は何の飲み物なのかと思ってました。

くにちゃんはおしっこかと思った!って言ってました。5歳児でしょうか?(´▽`)

 

バイク文化ならではですね~

 

プノンペン観光!ジェノサイドミュージアム

トゥールスレン・ジェノサイド・ミュージアム(Tuol Sleng Genocide Museumを見てきました。

国立の虐殺博物館です。

元々高校だったところが、ポルポト政権時代に虐殺場所に使われました。

現在は過去の過ちを繰り返さないよう、博物館になっています。

 

博物館を巡る前にポルポトに絡む歴史をちょっと勉強したのでざっくりまとめます。

間違いがあればご指摘いただけると幸いです。

 

ーーーー

ポルポトは1970年代にカンボジアで大虐殺を起こした指導者です。

ポルポトが率いた政治勢力をクメールルージュと言います。

 

完全な原始共産主義社会を目指し、

 

・個人の一切の財産や身分を剥奪

・農村に強制移住させ農業に強制従事

・貨幣も宗教も私財も廃止

・近代科学も否定

・反乱を起こすかもしれないから知識人は処刑

 

といった過激というか頭おかしめな政策を実行します。

古き良き農業やってた頃に戻ろうよ政策です。

 

この頃、カンボジアはお隣の国ベトナムで起きていた、ベトナム戦争の影響を強く受けています。

ベトナム戦争は当時冷戦時代のアメリカ(南ベトナム)とソ連(北ベトナム)の代理戦争です。

 

カンボジアは隣国なので、ベトナムの兵士たちが武器や兵糧を運ぶための密輸ルートになるのですが、それをきっかけにアメリカにとやかく言われ、カンボジアも戦争に巻き込まれます。

その結果、カンボジア国内もめちゃくちゃになり、当時は豊かだった米生産も輸出国から輸入国に転じるほどの壊滅的な打撃を受けます。

 

混乱を極めたカンボジア国内で起こったことは革命

国王が退けられ、親米政権が樹立されます。

 

ここで退けられた国王がポルポトと手を組み、内戦が勃発。

やがてポルポト派が現親米政権を打倒します。

 

その翌日から世界が驚く蛮行が始まりました。

完全な原始共産主義社会を目指した、

・個人の一切の財産や身分を剥奪

・農村に強制移住させ農業に強制従事

・貨幣も宗教も私財も廃止

・近代科学も否定

・反乱を起こすかもしれないから知識人は処刑

といった行動です。

 

眼鏡を掛けているというだけで知識人とみなされ処刑されたそうです。

カンボジア政府はポルポト時代に処刑された人数を300万人としています。

当時のカンボジアの人口は600〜700万人だったので、2人に1人が犠牲になってしまったのです。

 

やがて他国の人道的介入によりカンボジアは落ち着きを取り戻ります。

これが始めての他国の人道的介入らしいです。

人道的な理由があれば他国による侵略も正当化されるという論理です。

 

ちなみに戦争は武器がないとできません。

社会主義国家、民主主義国家がそれぞれ武器や資源の援助をしていたようです。

戦争で儲かる人たちがいるという事実も忘れてはいけないと思いました。

ーーおわりーー

 

それでは博物館に戻ります。

入場料は一人5ドル音声ガイドをプラス3ドルでつけることができます。

 

プノンペン観光|ジェノサイドミュージアム プノンペン観光|ジェノサイドミュージアム

音声ガイドは日本語も対応しています!

私たちは音声ガイドを1つ借りて、イヤホンをさして二人でシェアして聞きました。

 

プノンペン観光|ジェノサイドミュージアム

 

建物内部は撮影禁止なので撮っていませんが、以前は撮影可能だったようなので気になる方がググってみてください!

いくつか棟があり、それぞれに写真が展示されていたり、頭蓋骨が並べられていたり、拷問の様子が描かれていたり、実際に拷問に使われたベッドや器具を見ることができます。

 

私と同じくらいの歳の女の子が番号札をつけられて撮られた写真たちを見ると、とてもつらい気持ちになりました。

スパイだろって言われて収容されて、スパイだって認めるまで拷問されて、認めたら認めたで殺される。そんな理不尽なことがあっていいのか・・

女性は性的な嫌がらせなんかもされたみたいです。

 

音声ガイドが詳しく説明してくれるので借りたほうがいいと思います!

 

ポルポト政権が崩れた後、ここの指揮官だった人が裁判にかけられて言った言葉は「私は命令に従っただけ」だったそうです。

看守を務めたのも多くは洗脳しやすい13歳くらいの少年だったそうで、人間の怖さを感じることのできる場所でした。

 

生活の記録コーナー

本日のご飯

朝→BLTとオレンジジュース

昼→食べてない・・

夜→イオンモールで日本食祭り!

自分がこんなにも寿司が好きだったなんて、最近気が付きました。

 

本日の宿

昨日と変わらずDYNSEY FLASHPACKER HOSTELです!

 

今日使ったお金

4050円です。

宿泊費:950円
食費:1700円
観光費:1400円

イオンってすごい。

mizuho

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