こんにちは〜。
本日のブログは2018年11月20日に観光したヴィエリチカ岩塩坑についてです。
このブログを書いているのが1月4日なので約1ヶ月半前のことになりますね。
完全に記憶があやふやです。
でも大丈夫。観光したときにしたためたメモがあるので大丈夫。
1ヶ月半前にちゃんとメモとった自分を褒めたいです。できれば僕以外の誰かにも褒めて欲しいところです。
何かと半端なく叩くのが最近の風潮じゃないですか。叩くパワーを褒めるほうに向けたら良いのにって思います。
そういう僕は悪口も愚痴もネガティブな発言もめちゃめちゃするので、2019年は褒めることを意識していきたいとこの記事を書いているときに思いました。
目次
観光の前にまずはヴィエリチカ岩塩坑について
はい。まずはwikipedia先生から前提知識をゲットしましょう。
観光って下調べしていくタイプとそんなことしないタイプの人がいると思うんですが、僕たちは下調べする派です。
感性が豊かな人はその研ぎすまされた五感を駆使して色々感じとれると思うのですが、僕たちの感性はそこまで鋭敏にできていません。
なので、簡単でも知識を頭に詰め込んどくとより楽しめるよねってことに世界一周の途中に気づきました。
観光でもなんでも継続していると自分に合うスタイルがわかってくるようです。
前提知識自体が前置きなのに、その前置きが長くなりました。
すみません。
ではwikipedia先生に乗っていたことを抜粋。
<歴史>
・13世紀から稼働
・1996年に商業採掘は中止
・世界最古の岩塩坑
13世紀から稼働ってすごいですね。日本はいい国作ろう鎌倉幕府の時代ですからね。
でも残念ながら今は塩の採掘は行っておらず、観光地としての利用のみです。
塩の価格が下落してコストに見合わなくなったらしいです。消費者的には何かの価格が下がるのは嬉しいですが、生産者的には地獄ですよね。
<内部>
・深さ327m、全長300km以上
・坑道内にはさまざまな彫像がある
でかすぎです。東京タワーが333メートルなんで、それが収まるぐらいデカかったと思うとすごいです。13世紀ですし。
坑道内は本当に彫刻祭りです。坑夫たちが信仰のために岩塩を掘ってつくったらしいのですが、信仰の強さやべーと思いました。
<その他>
・年間110万人が訪れる
→1日約3000人ぐらい訪れる感じ
・1978年に世界遺産登録
→初めての世界遺産!
・第二次世界大戦中はナチスドイツ軍が占領した
→軍事物資の製造拠点として使おうとしたけど近くにソ連軍が迫っていて結局うまくいかなかった
日本だと下呂温泉が年間110万人訪れるらしいです。いまいちすごさは伝わりにくいかもしれないですが、とりあえず下呂温泉は素晴らしい場所です。
ドイツ軍がひっちゃかめっちゃかしてたら今ごろ見れていなかったかもしれないのでよかったです。
wikipedia先生からの知識はざっとこんな感じです。
ぶっちゃけ今回はいりませんでしたね。この情報。
すごく古くて歴史があるってことを知っておけば十分にすごさを実感できる場所なので下調べ不要です。
いざ観光!ヴィエリチカ岩塩坑
↑ヴィエリチカ岩塩坑を再現した図
英語版wikipediaにあったものですが、こうしてみるとめっちゃすごいですね。
では行ってみましょう。
↓採掘した塩を運ぶ装置
当時はもちろん電気も蒸気も使えなかったので、全て人力&動物の力でなんとかしていたらしいです。今から数百年後は今の働き方とか信じられない時代になっているんですかね。
とりあえず日本に帰ったら全力で労働時間を短くするべく働きたいと思います。
↓塩でできたコペルニクス像
絶対に最近作ったやつだと思いますがコペルニクスの像がありました。
こういうのがあるので雰囲気がテーマパークっぽく感じます。
↓塩でできた誰か
誰かは忘れたけど多分すごい人です。
とりあえず偉人を塩で作っとけ感を感じざるおえないです。
↓メタンガスが溜まらないようにするお仕事の様子
坑道内にメタンガスが充満すると大爆発の恐れがあるので、軽く燃やすことでなんとかしていたみたいです。
このお仕事は危険を伴うので給料が高かったとか。絶賛無職の僕も時代が違えばこういう仕事をすることになってたかもしれません。
↓単純に塩を運ぶ馬
↓塩を運ぶシャフトを動かす馬
馬が大車輪の活躍です。馬の身になるとこんな地下深くに連れ来られてひひんです。
↓階層構造
写真ぶれぶれで申し訳ないですが、階段でどんどん潜っていきます。
この深さを体験できたのはよかったです。機械がない時代によくこんなところで塩採っていたなと思います。
↓小人の彫像
なぜいきなり小人かはてんでわかりません。実は昔存在していたとしたらそっちの方がすごいです。
↓入れない通路
立ち入り禁止の通路が良い感じでした。
全体的にこういう雰囲気を期待していました。
↓チャペル
地下100メートルにあるチャペルです。
シャンデリアも塩のクリスタルで作っているらしいですが、もはや塩のクリスタルが何かよくわかりません。
とりあえずすごいです。
↓チャペルにある壁画
チャペルの壁はデコレーションがすごいです。
最後の晩餐までありました。
↓教会
おそらくこれは当時のものではないですが、いくつもの教会があったらしいです。
こんな地下深くでも信仰を忘れないって・・と思いましたが、こんな地下深くという厳しい環境だからこそ信仰が必要なんですねきっと。
↓高級そうなレストラン
完全にテーマパーク化していることを確信するレストランです。
このレストランとは別に食堂みたいなところもあります。修学旅行風の地元っぽい学生さんたちがそこで食べてました。
↓帰りのトロッコ
帰りはトロッコに乗って愉快に戻ります。アトラクションですもう。
ヴィエリチカ岩塩坑の感想
彫像や設備が当時作ったものなのか、最近作った(再現した)ものなのかがよくわからないので、いまいちグッときませんでした。
テーマパークのアトラクションのようになっていて楽しいのですが、なんか期待とは違いました。
ただ、これでヴィエリチカ岩塩坑を悪く言うのはお角違いで、僕たちの勝手な期待が満たされなかっただけなので、ヴィエリチカ岩塩坑自体に悪いところがあるわけではありません。
巨大な地下施設の存在自体にかつてポーランドが大国であったことを感じることができました。
ヴィエリチカ岩塩坑の観光情報
・チケットの値段は1人89ズロチ
・チケットはネットで購入
→以下のリンクがわかりやすいです!
→現地購入と値段は変わりません!
・現地ツアーに参加しないと入場できないので、ネットで事前にチケット購入したほうがベターです!
・同伴するガイドの声をイヤホンで聞く形になります(英語)
ヴィエリチカ岩塩坑の行き方
ヴィエリチカ岩塩坑の行き方は別記事でまとめていますのでよろしければ参考にしてください!
生活の情報コーナー
本日のご飯
朝→シリアル
昼→インスタントラーメン・餃子
クラクフの「Biedronka」というスーパーで売っていた冷凍餃子が美味しかったです!
日本の餃子でした!6ズロチとお値段もそこそこお手頃です!
その美味しさにヴィエリチカ岩塩坑よりも感動しました。
夜→カレー・サラダ
日本のカレーが世界で一番美味しいと思います。
ココイチに行きたい。
本日の宿
Hostel Krakow-Dragon’s Den
<清潔&快適さ>
・8人部屋ドミ、ベッドにカーテン無・ライト有・電源有。ロッカー有。清潔で良い。
・共用バスルーム3つ、シャワーちゃんとホット。
・タオル無料
・ドミ部屋を占有できたのでとても快適だった
<wifi>
・サクサク
<キッチン>
・あり、きれい
(コンロ、レンジ、ケトル、冷蔵庫)
<その他>
駅から少し歩くからか空いていて良い。
スーパーも近い。
本日使ったお金
8950円です。
(1ズロチ≒30円)
宿泊費:2100円
食費:1050円
移動費:450円
観光費:5350円
日本に帰ったら何の仕事しようか考えもんです。
kuni
ヴィエリチカ岩塩坑にはレストランがあるんですね。高そうだけど、ここの岩塩を使った料理なら食べてみたいです。
テーマパーク的というのは少し分かります。私はルートが違うようで(団体客ルートなのかも) ヨハネ=パウロ2世の像を見学しました。
確か、ハンガリーからお輿入れしたお姫様が、岩塩採掘は、岩塩坑を持参金として持ってきたのがきっかけだったような(うろ覚え)
旅の中で色々な仕事や業務に触れるので、参考にしつつ自分に問いかけていると、段々と見えてくるんじゃないかなと思います。帰国する時には今と気持ちが変わっているかもしれないですし。
褒める、良い所探し、凄く良いと思います。人、国、仕事、何に対しても繰り返し行っていると自然に身につくので、頑張ってほしいです。
らいらさん
コメントありがとうございます!ここの岩塩食べてみたいですよね!残念ながら予算的に厳しく買えませんでしたが。。
ヨハネ=パウロ2世の像もありました!らいらさんに言われて思い出しました(笑)
温かいアドバイスありがとうございます!!
旅を始める前の自分と今の自分、もしくは旅を終えた自分で少し変わっている部分があると思うので、それを言語化できるようにしたいと思います!残り3ヶ月程度になってしまいましたが、引き続きよろしくお願いいたします。