イタリア

感動チヴィタ!がっかりフィリッポ温泉!またねオルチャ渓谷!<Day191-192>

チヴィタ

 

こんにちは、くにのりです。

 

大学生の頃から海外旅行好きだったのですが、イタリアは「お金に余裕がある(はずの)社会人になったら行こう」と思って、あえて避けていました。

 

しかしです。

 

結局、お金(精神的)に余裕がない状態でイタリアに来てしまいました。

 

 

 

さて!

本日のブログは8月14〜15日(191〜192日目)のチヴィタ・フィリッポ温泉・オルチャ渓谷観光についてです!

 

トイレが近い僕はチヴィタでおしっこチヴィりそうになりました。

 

イタリアレンタカー旅の始まりです

ローマ観光を終えた僕たちはしばしレンタカーでイタリアを周ります。

 

行く場所はこちら。

・チヴィタ

・オルチャ渓谷(世界遺産)

・サンマリノ(世界遺産)

・フィレンツェ(世界遺産)

・チンクエテッレ(世界遺産)

・ピサ(世界遺産)

 

ルートはこんな感じ。

イタリアレンタカー旅のルート

 

ご覧の通り完璧なルートです。

題して、『南のナポリやシチリア、北のミラノやドロミテはまたの機会にして、真ん中あたりを周ろう作戦』

 

全然題せてないですが、イタリアを全部周ろうとするとそれだけで時間とお金がなくなるので、今回は真ん中あたりを攻めることにしました。

 

レンタカー借りる時間シカトしたら罰金取られた

ローマでお世話になったほぼ民泊の宿を後にします。

 

最後の日の朝だからなのか、美人ニューヨーカーに振る舞ったのが余ってたからなのか、4日目にして朝ごはんが豪華になりました。

イタリア|朝食

今まではスーパーで買ったと思われるパンが朝ごはんだったのに。

まぁ朝ごはんが付いているだけありがたいのですが。

 

朝ご飯をしっかり食べた後、この時やっていた甲子園の「花咲徳栄vs横浜」という好カードを見て、レンタカーを借りに空港へ行きます。

 

イタリア|レンタカー会社 イタリア|レンタカー イタリア|レンタカー

 

マニュアルの一番しょぼい車を借りていたはずなのに、オートマのイケてる車に無料アップグレードしてくれました。最高。

 

スペインでもナミビアでも無料アップグレードしてくれたのですが、海外は上位車が余っていたら貸してくれるんですかね。

確かにどうせ余っているなら貸してくれた方が顧客満足度爆上がりするし。

それとも最初から上位車の値段で下位車をネットには掲載しておいて、いざ借りるときには無料アップグレードといって上位車を貸すのか。

いずれにせよハッピーだからいいです。

 

 

ちなみに甲子園を見た結果、予約していた時間から大幅に遅れたのでペナルティを取られてしまったのですが、無料ではなく有料アップグレードをしたのだと思うことで精神的なストレスを乗り越えました。

 

海外でレンタカーを借りるときは遅刻しないように注意してください!!

 

いざスタート!死にゆく街『チヴィタ』へ!

意気揚々とレンタカー旅スタートォォォ!!!

 

 

 

したはずだったのですが、運転中にお金の計算をしていたらイタリア旅行めちゃめちゃお金掛かるやん!となぜか気分が落ちてきてしまいました。

 

「レンタカー借りなきゃよかった」

「このルートにしなきゃよかった」

「今回は安く抑えてまた来た時に余裕を持って旅行すればよかった」

 

こんなこと言っても意味ないのは百も承知なのですが、意味のないことをクヨクヨしてしまうのが僕の数少ないであろう欠点の一つです。

 

 

 

イタリアは道がややこしくて彼女はナビに必死。

僕はひたすらぼやく。

 

 

 

全く楽しくない状況ながらもなんとか最初の目的地『チヴィタ・ディ・バーニョレージョ』に着きました。

駐車場(車中泊の場所)に車を止めて早速拝みに行きます。

 

チヴィタ・ディ・バーニョレージョ チヴィタ・ディ・バーニョレージョ

 

 

「いや〜レンタカー借りて来てよかったわぁ( ^ω^ )」

 

 

先程までのグチグチを全て棚に上げました。

 

チヴィタはローマから日帰りで電車でも来れるのですが、車の方が一筆書きでルートを組めるし、車は宿にもなるしで、今回の行きたいところを行く場合はレンタカーを借りた方が安いのです。

 

安いんですけど、そもそもチヴィタとかには行かず、イタリア王道ルート(ローマ→フィレンツェ→ヴェネチア)にしておけばもっと安かったなぁとグチグチしだした僕だったのですが、そんなグチグチは忘れ去る見事な景色。

 

チヴィタ・ディ・バーニョレージョ

来てよかったと思える景色でした!

 

チヴィタはイタリア半島の先住民エトルリア人が今から約2500年前に作った都市なのですが、周りの大地は常に崩落の危機に晒されています。

そんなんだから当然人口も減り続け、いまでは死にゆく街と言われています。

 

どう考えても危ないし不便なので、僕がチヴィタに生まれたら絶対引っ越すと思いますが、自分はそう考えてしまうので、現にチヴィタには人が住んでいるという事実に感動します。

 

 

チヴィタの街に行くのは1人5ユーロ掛かるので、眺めるだけにして車中泊ポイントへ戻ります。

チヴィタの麓にある街も趣があって散歩するのが楽しかったです。

チヴィタの麓の街 チヴィタの麓の街 チヴィタの麓の街

 

 

車中泊とは思えぬほどぐっすり眠って朝を迎えます。

せっかくなので、次の目的地に向かう前にもう一度チヴィタを見に行きます。

チヴィタ・ディ・バーニョレージョ チヴィタ・ディ・バーニョレージョ

 

本当に素晴らしい眺めです。

いつ住む人がいなくなって、大地が崩れ、なくなってしまうかわからない場所なので、チヴィタがこの世の中に存在する内に見ることができてよかったです。

イタリアの中では割と地味なスポットなのかもしれないのですが、廃れつつある哀愁と自然に立ち向かう強さが混在している感慨深い場所でした。

 

イタリアの温泉やいかに。『フィリッポ温泉』

チヴィタからオルチャ渓谷に向かう途中に温泉があったので立ち寄ります。

その名も『フィリッポ温泉

フィリッポ温泉 フィリッポ温泉 フィリッポ温泉

 

行ったタイミングが悪かったのか、

日頃の行い・言動が悪かったのか、

フィリッポ温泉がイマイチなのか、

何が原因かはわかりませんが、ぬるすぎるし、全然綺麗じゃないしで温泉には入りませんでした。

 

石灰岩が作る自然の造形は見応えあるのですが、パーリーなピーポーがパーリーな雰囲気でパーリーなタイムを過ごしているのもパーリーなピーポーではない僕たちはげんなりしてしまいました。

我々日本人の温泉レベルは伊達じゃないと思うので、温泉行くならジャパンです!

 

絵画の世界『オルチャ渓谷』へ!

微妙だったフィリッポ温泉を後にして、本来の目的地『オルチャ渓谷』に向かいます。

オルチャ渓谷はイタリアでは珍しい世界自然遺産。

約300年間、根気強く改良に改良を続けた結果、作物が実る土壌に育った土地です。

また、多くの芸術家がその景色を描いたことでも有名で、絵画のような世界を見ることができるんだとか。

 

僕たちが見た景色はこちら。

 

オルチャ渓谷 オルチャ渓谷 オルチャ渓谷 オルチャ渓谷

 

伝わりましたでしょうか?

 

 

 

はい。時期を間違えました。

 

春に来れば、秋に来ればなのですが、夏は刈られてしまって色味がイマイチなのです。

丘陵は美しいし、肉眼で捉える果てしない景色は絶景だし、確かに綺麗です。

キャンバスがあれば僕も絵を描き始めていたかもしれません。

 

ただ、期待していた景色は見れなかったので、いつか春or秋にリベンジしたいと思います!

 

生活の記録コーナー

本日のご飯

<191日目>

朝→宿

昼→スーパーで買ったクロワッサンと生ハム

夜→パスタソースをバケットに塗って食べる

夜ご飯、文字に起こすとひもじさが半端ないですが美味しかったです!

パスタソース パスタソース

 

<192日目>

朝→パスタソースをバケットに塗って食べる

昼→ピザ様

ピザ

 

夜→マック

 

本日の宿

<191日目>

チヴィタの近くで車中泊

 

<192日目>

サンマリノで車中泊

 

本日使ったお金

20600円です。

(1ユーロ≒130円)

(2日間合計)

宿泊費:0円

食費:3700円

移動費:11700円

(レンタカー日割りとガソリン)

雑費:5200円

(SIM)

 

中学時代、美術で版画で花を描く授業がありました。

僕は真面目に取り組み、なんなら自信作だったのですが、先生に

「花どれ?」

と言われました。

その学期の美術は”2”でした。

 

kuni

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