こんにちは、くにのりです。
日本は涼しく(むしろ寒く)なってきて季節の変わり目みたいですね。
僕は年4回ぐらい風邪をひきます。
風邪ひくと会社を休んでたんですが、よくよく考えると風邪ひいてから会社休むって会社側も自分も損しかないですよね。
風邪ひいてどうせ休むなら、なんか体調悪いなって段階で休みたいですよね。
そしたら自分は辛い思いが軽減するし、早めに回復すれば生産性も上がるし。
だからもっと気軽に休めるように有給とは別に風邪気味程度で休める病休が欲しいですよね。
1年間体調崩さなかった人には有給や金銭に転換できるようなインセンティブ付きで。
ちょっとアクティブなニートのくせに権利ばかり主張してすみません。
何はともあれこのブログを読んでくれている方も体調には気をつけてください!
さて、189日目の8月12日は
パラティーノの丘
↓
フォロロマーノ
↓
コロッセオ
の順で観光してきました!
パラティーノの丘???
フォロロマーノ???
という感じでしたが、どれも大満足でした!!!
目次
既に大満足ですパラティーノの丘
まずはじめに見たのがパラティーノの丘。
ブログをお読みいただいている皆さんは知ってましたか?
恥ずかしながら僕はローマに来て、というかコロッセオに来て初めて知りました。
ローマ七丘の中で最も古いのがこのパラティーノの丘らしいです。
「ローマ七丘ってなんやねん!?」
て感じですが、昔は戦いに明け暮れる日々だったので、都市を作る時は丘の上に作ることが基本だったんだそうな。
そんなこんなでローマ七丘とは都市ローマの基礎を作った7つの丘らしいです。
ちなみに七丘って書いて、シチキュウって読みます。
僕はナナオカって読んでました。
紀元前6〜1世紀頃は超高級住宅街だったらしいです。
今の日本でいうとこの世田谷とか芦屋とか葉山とかですかね。
僕の地元埼玉もぎりぎり入りますかね?
かすりもしませんかね。
紀元前後の0年あたりのローマが帝国へと発展した時期からは歴代皇帝の宮殿もあったみたいです。
個人的には遺跡の残り方が絶妙というか、なんとも想像力を掻き立てる丁度良い具合で、本日のメインイベント”コロッセオ”を前にして既に大満足。
ローマへのイメージもあると思いますが、
本当にあったんだろうな感
がムンムンでした。
知らなくてすみませんでしたフォロ・ロマーノ
パラティーノの丘に続いて見たのがフォロ・ロマーノ。
こちらも実際にローマに来るまで知りませんでした。
古代ローマの政治・宗教の中心らしいです。
今の日本でいうとこの霞ヶ関みたいなもんってことですね。
何が何だかわからないレベルで遺跡だらけです。
紀元前50年〜紀元後50年あたりに完成したらしいですが、その前から整備計画は存在していたとのこと。
推測される完成図はこんな↓イメージらしいです。
めちゃめちゃカッコいいやないかい!!!
確かに残存する柱とか建物の跡地にそれっぽさを感じます。
感じますっていうか、超感動しました。
ローマ帝国がどれだけの力を持っていたか、どんな未来や理想を描いていたのか、どのような統治機構を有していたのか、興味を持たらざる得ないような場所でした。
イタリアとか書いたTシャツ着ちゃってますが、こんな素晴らしい遺跡を今まで知らなくてすみませんでした。
めっっっちゃすげぇですコロッセオ
コロッセオもすげぇぇぇぇぇ!!!
「ローマノコロッセオハスゴイ」
日本史受験の僕でも知っているローマのコロッセオ。
実際にその地に行き生で見ると、大きさ、造り、迫力に感動が止まりません。
コロッセオは70年に建築開始し、80年に完成したとされています。
日本は弥生時代後期、竪穴式住居で暮らしている時代です。
これほどのものを2000年程前に10年間で作ったと思うと、古代ローマはどれだけの技術力と組織力があったんだろうか、想像が及びません。
なぜコロッセオは作られたのか?
市民に娯楽を提供するためらしいです。
というのも、当時の古代ローマはでっかい火事があったり、内戦があったりで貧乏。
火事と内戦でめちゃめちゃになった首都を再建するために、
「市民のみんなぁ!節約してちょ」
という緊縮財政を取っていました。
とはいえ縛りつけるだけでは市民の不満が溜まるのが世の常。
市民の不満をそれとなく解消するために、娯楽施設の目玉としてコロッセオを作ったらしいです。
市民がお金がない中で暇を持て余すと、余計なことを考えたり、知識を付けたりして、反乱とか起こしかねないですからね。
興奮と熱狂を与えることで市民の目を反らす意図があったのかもしれません。
市民を懐柔するための娯楽施設”コロッセオ”では
・剣闘士の試合
(剣闘士vs剣闘士)
(剣闘士vs猛獣)
・罪人の処刑
が行われていました。
漫画『ワンピース』のドレスローザです。
人や動物の生死を娯楽にするとはなんて前時代的なんだと思いましたが、今の世の中も誰かの発言や生活や生き方を叩きまくって自分の何かしらの欲を満たしているあたりあんまり変わってないですね。
ちなみにコロッセオを使用開始する際のオープニングセレモニーでは、模擬海戦とかやっちゃったらしいです。
甲子園とか国立競技場に海入れて船浮かべて戦わせるみたいなことをやったってことですから頭おかしいです。
コロッセオの凄いところは精巧な造り。
地下(剣闘士と猛獣の待機場所)とアリーナ(剣闘士の試合場所)と4階建ての観客席があります。
すごいポイントが2つ。
1つ目は地下。
カッコいい登場シーンを演出するために、アリーナへエレベーターのように上がっていく仕組みがあったらしいです。
2つ目は観客席。
皇帝には直射日光が当たらない仕組みがあり、市民にも20分以上連続して直射日光が当たらない仕組みがあったらしいです。
まじすごいんですけどぉぉぉ
2000年前ですからね。
コンピュータとかないはずですからね。
地下から剣闘士がそのまま上がってきて登場するとか稀代のエンターテイナーですよね。
直射日光が当たらないとか日本とか韓国の女子はヒーヒー言いますよね。
恐るべし古代ローマ。
色々言いましたが、
「なんでこうも残っているんだろう?」
と思って調べてみたら(Wikipediaを見たら)、迫害されたキリスト教が殉教したりしていて、聖地的な要素があって壊滅的に壊されることなく時を経たみたいです。
元々ローマはキリスト教を迫害していて、それでもキリスト教の流行が留まることを知らなかったので国教として扱うことになるのですが、その流れがコロッセオの保存に一役買ったみたいです。
ちなみに今では死刑廃止イベントが開かれたりしているみたいです。
当たり前ですが時代は変わるもんなんですね。
その時は不思議ではなかったこと、当たり前だったことが時が流れると不思議になったり、当たり前になったりしますもんね。
歳を取ってもその時代の若者の邪魔にならないように頑張りたいなと思いました。
こんなすごいものを作る技術が2000年前にあったのなら、その後の2000年間でもっと進化していても良いだろうと思いました。
そう思ったんでちょびっと本とか読んでみたところ、キリスト教を国教にした結果、宗教と科学の矛盾が起きて、科学の発展が途切れちゃったらしいです。
宗教の力が強くなったので、科学の書物とかは焼かれちゃったりして。
そんな中世は暗黒の1000年とも呼ばれているよう。
とはいえ宗教は宗教で、争いが絶えず不安に苛まれる当時の世の中で、心の救いとなっていたと思うので、果たした役目はでかいのかもしれません。
こんな感じで元々世界史に興味がなかった僕が興味湧いてきちゃうぐらい、コロッセオのインパクトはでかかったです。
稚拙な表現ですが、世界は広いし、その歴史は深いし、とてもおもしろいと思いました。
チケットはここで買うのが良い気がします
コロッセオ・フォロロマーノ・パラティーノの丘は3つで共通券となっています。
コロッセオでチケットを買うとめちゃめちゃ並ぶので、①フォロロマーノか②パラティーノの丘でチケットを買うのがおすすめです!
僕たちは②でチケットを買いましたが、20分ぐらい並んで買えました。
支払いはクレジットカードOnlyでした。
なお、コロッセオには2つの列があり、
・左側
→チケット持っている人
→ローマパス持っている人
→オンライン予約している人
・右側
→チケットまだ持っていない人
となっています。
チケットを持っていようが持ってなかろうが並ぶのですが、もちろん持っていた方が列は短く進みは早いです。
オンラインでチケットを買って入場時間帯を予約することも可能です。
しかし、僕たちが見ている限りフォロロマーノかパラティーノの丘でチケットを買ってしまえばあまり並ぶ時間は変わないように思えました!
オンラインでチケットを購入する場合は手数料が掛かって少し高くなるので、わざわざオンラインで購入するメリットはあまりないように感じました。
水はタダで飲める!!!
メトロのコロッセオの駅を出ると給水場があります!
冷たくてそこそこ美味しい水が飲めるので、ペットボトルか水筒を持っていけば、わざわざ何本も水を買わないですみます!!!
生活の記録コーナー
本日のご飯
朝→宿
昼→最強のマリナーラ
トマトソースとオリーブオイルとガーリックだけでなぜここまで美味しくなるのか。
ピザの常識が変わりました。
夜→自炊(夏野菜のラタトゥイユ的なやつなど)
自炊の常識は変わりませんでした。
本日の宿
「Roma Holiday And Jubilee House」
本日使ったお金
12700円です。(1ユーロ≒130円)
宿泊費:5700円
食費:3100円
移動費:800円
観光費:3100円
オススメの疲労回復法や健康管理法がありましたらご教授ください
m(_ _)m
kuni